株式会社JVCケンウッドは2018年9月28日、出荷が始まったばかりのHF/50MHz帯トランシーバーの新製品、「TS-890シリーズ」用の新ファームウェア「Ver.1.01」を公開した。今回は「スプリット転送機能の一部が正しく動作しない場合がある」「PCコマンドの“SF”で範囲外のパラメーターが指定された場合、運用モードが正しく表示されない」「変調信号の歪が大きくなる場合がある」という3か所の不具合の修正と公表されている。
JVCケンウッドが9月28日に公開した、TS-890シリーズ用の新ファームウェアの内容は次のとおり。
● Ver.1.00→Ver.1.01の変更内容 (2018年9月28日)
1. スプリット転送機能の一部が正しく動作しない場合がある不具合を修正しました。
2. PCコマンドの”SF”(VFO AまたはBの周波数・モードの設定、読み出し)で範囲外のパラメーターが指定された場合、運用モードが正しく表示されない不具合を修正しました。
3. 変調信号の歪が大きくなる場合がある不具合を修正しました。
なおTS-890シリーズのファームウェアのアップデートは、USBメモリーを使用する方法とUSBケーブルで接続したPCを使う方法がある。詳しくは下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク:
・TS-890S/D ファームウェア アップデートのお知らせ(JVCケンウッド)
・TS-890シリーズ 製品情報(JVCケンウッド)
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