先週のアクセスランキング1位は、無線関連の雑誌、ムック類を多数刊行している株式会社三才ブックスが、同社が1980年から発売している月刊誌「ラジオライフ」の全巻(2018年11月号の時点で通巻453号)をPDFで収録したDVD-ROMの制作プロジェクトをこのほど立ち上げ、読者に対し良好な状態のバックナンバーの提供(寄付)を求めているという話題だ。協力者には、完成したDVD-ROMが贈呈される。同社では「メール(mail@radiolife.com)やラジオライフ誌に貼り込まれている投稿ハガキで連絡をしてほしい」と呼びかけている。
続く2位は、アマチュア無線の資格を持ち、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士と子どもたちが交信を行うプロジェクト「ARISSスクールコンタクト」に関するニュースだ。実は、先々週のランキングでも「ARISSスクールコンタクト」のニュースが2位にランクインしている。そのときは2018年9月17日(月・祝)に行われた大阪府堺市立鳳(おおとり)小学校の4~6年生の児童が「8N3OH」のコールサインで交信したというニュースだったが、今回は9月26日(水)に岡山県倉敷市立帯江(おびえ)小学校の児童が「8N4KLO」のコールサインで交信を行うという事前情報だった。交信は無事に終了。そのときの様子が、地元の山陽新聞Webサイト版「山陽新聞デジタル」でニュース動画として公開されたので、今回の記事に追記した。交信前に緊張する児童たち、プロジェクトが終了して達成感や安堵感がただよう会場の様子。ぜひ当日の模様をご覧いただきたい。
3位は、2018年9月25日に総務省が更新した「不法無線局の実態、確認数」「不法無線局等の出現数・措置数」「混信に関する申告状況」のデータ。それによると平成29年度における不法無線局等の確認数は4,770件で、前年度比107%(平成28年度は4,441件)と微増した。内訳では、不法パーソナル無線局が99件(前年度245件)、不法アマチュア無線局が1,749件(前年度1,229件)、不法市民ラジオが414件(前年度478件)、その他(不法特定船舶局、不法簡易無線局、外国規格無線局、それ以外の不法無線局 )が2,508件(前年度2,489件)となっている。また、混信に関する申告状況では、平成29年度は2,414件で前年度比93%(前年度2,414件)。このうち重要無線通信関係の件数は522件で前年度比87%(前年度603件)と減少している。
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1)<状態良好なバックナンバーの提供を呼びかけ>三才ブックス、月刊誌「ラジオライフ」の“全巻DVD-ROMプロジェクト”をスタート!!
3)<アマチュア局の不法運用が対前年142%に増加>総務省、平成29年度の「不法無線局等の出現数・措置数」「混信に関する申告状況」などを更新
4)<他の医療機関にも参加を呼び掛け>河北新報、福島医科大学アマチュア無線クラブに「JE7ZEI」が付与され活動スタート
5)<5か月連続で毎月1,000局以上の減少>総務省が2018年7月末のアマチュア局数を公表、前月より1,226局少ない42万2,504局
6)【ハムフェア2018】<IC-9700とデジタル小電力コミュニティ無線機が登場!!>アイコム、「ハムフェア2018」会場で展示する新製品を公表
7)<アンテナと電源への備えをもう一度!! “台風24号”が日本縦断か?>「各地の緊急情報」や「リアルタイム雨量」「停電情報」のわかるサイト
8)<お約束の“電動伸縮ポール”付き>ワンオーナー!ヤフオクにレジアスエース スーパーGL/4WD「放送中継車」が出品
9)<第3特集は「軍用エアーバンド受信ガイド」>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2018年11月号を刊行
10)【追記:値下がり】<“奇跡の走行距離16,600km”とPR、車両固定用ジャッキ付き>83万円スタート! ランドクルーザー80系「放送中継車」がヤフオクに登場
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