2018年10月10日、総務省は2018年8月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると2018年7月末のデータから“1,376局”減少して42万1,128局となった。1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、6か月連続で毎月1,000局以上減り続け、減少スピードが再び加速。ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から“ピーク後最低局数”を更新し続けている。一方、一部有効期限の残っている局を除き2015年11月末で使用期限を迎えた「パーソナル無線」は、2018年8月末の時点で1,161局が免許登録(2018年7月末時点は1,208局が免許登録)している。この間に47局が廃局となったと思われる。

2013年4月末から2018年8月末までのアマチュア局数の推移。2018年7月末から2018年8月末の局数でみると、前月比で“1,376局”減少。ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から“ピーク後最低局数”がさらに加速している状況だ
●2018年8月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳
・1エリア(関東管内): 120,751局(121,112局)
・2エリア(東海管内): 55,667局(55,931局)
・3エリア(近畿管内): 50,377局(50,542局)
・4アリア(中国管内): 26,155局(26,294局)
・5エリア(四国管内): 19,363局(19,408局)
・6エリア(九州管内): 35,714局(35,800局)
・7エリア(東北管内): 44,453局(44,534局)
・8エリア(北海道管内):38,284局(38,408局)
・9エリア(北陸管内): 10,359局(10,397局)
・0エリア(信越管内): 17,567局(17,648局)
・6エリア(沖縄管内): 2,438局(2,430局)
※カッコ内の数字は2018年7月末の局数を表す
●2018年8月末、パーソナル無線局の各管内局数内訳
・関東管内: 316局(329局)
・東海管内: 75局(78局)
・近畿管内: 52局(56局)
・中国管内: 73局(74局)
・四国管内: 28局(29局)
・九州管内: 195局(200局)
・東北管内: 235局(238局)
・北海道管内: 100局(105局)
・北陸管内: 30局(32局)
・信越管内: 46局(54局)
・沖縄管内: 11局(13局)
※カッコ内の数字は2018年7月末の局数を表す
●関連リンク:無線局統計情報(総務省)
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