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<西堀榮三郎記念 探検の殿堂無線倶楽部(JL3YRT)>10月24日(水)、結成10年の記念事業プロジェクトを立ち上げネパールから日本に向けオンエアー

登山家であり、科学者、技術者でもあった西堀榮三郎(1903~1989年)。戦前は東芝で真空管「ソラ」を開発し、戦後は第一次南極観測隊の副隊長兼越冬隊長を務めたことが知られている。また日本人として初めて“世界の屋根”と呼ばれたネパールの未踏峰の数々を制覇。1973年にインド国境近くの未踏峰ヤルン・カンへの遠征時はネパール政府からアマチュア無線の運用許可を得て、日本から送られてくる詳細な気象情報が登頂成功に役立ったとされている。西堀のゆかりの地、滋賀県東近江市には「西堀榮三郎記念 探検の殿堂」記念館があり、館内には「西堀榮三郎記念 探検の殿堂無線倶楽部(JL3YRT)」が運用を行っている。このほど、同クラブ局の結成10年を記念して記念事業プロジェクトを立ち上げ、ネパール(9N)から日本に向けてアマチュア無線の運用が行われる。

 

 

【続報】カトマンズでの運用後、200km離れたポカラから2mEME通信とHF帯でDXペディションを実施(2018年10月22日12時10分)

 

 

 首都・カトマンズ郊外カカニの丘から行われる、西堀榮三郎記念 探検の殿堂無線倶楽部(JL3YRT)の記念運用終了後、200km離れたポカラから2mEME通信とHF帯でDXペディションが実施される。

 

 コールサインは「9N7AP」「9N9AP」のどちらかで、2mEME通信は500Wの出力が許可されている。

 

 メンバーは早苗惠造氏(JH3AZC)、坂本 隆氏(JP3EXR)、吉田 隆氏(JA1PFP)、森田克己氏(JA3RVS)、畑 武氏(JH3QFL)、野村 守氏(JH3VAA)の6名で構成。 6mバンドでデジタル文字通信のFT8による通信も試す予定だが、コンディション次第だとしている。

 

 

9N7AP or 9N9AP 2mEME DX-Pedition(QRZ DE JA1PFP)

 


 

 

2018年10月16日付「中日新聞」。「探検家・西堀栄三郎の功績発信 アマ無線クラブやCATV局が企画」という見出しで今回のプロジェクトが大きく紹介されている

 

 

 中日新聞の2018年10月16日付Webサイト「CHUNICHI Web」の滋賀版は、「探検家・西堀栄三郎の功績発信 アマ無線クラブやCATV局が企画」という見出しで、西堀榮三郎の功績をネパールから発信する「E・Eネパールプロジェクト」が立ち上がり、約1年かけて準備を進め、10月23日(火)に12人が現地に向けて旅立つと伝えている。

 

 記事によると、アマチュア無線の運用は、西堀の記念碑があるネパールの首都・カトマンズ郊外カカニの丘から行う予定となっている。「西堀榮三郎記念 探検の殿堂」では、現地から届く電波を多くの人に聞いてもらおうと、館内で準備を進めている。計画では10月24日(水)と10月27日(土)の午後3時から4時まで。コンディションの状況で交信できない場合もある。

 

 

 詳しくは下記の関連リンクから確認してほしい。

 

 

 

●関連リンク:
・探検家・西堀栄三郎の功績発信 アマ無線クラブやCATV局が企画(中日新聞/CHUNICHI Web)
・西堀榮三郎記念 探検の殿堂無線倶楽部(JL3YRT)
・西堀栄三郎(ウィキペディア)
・西堀榮三郎記念 探検の殿堂

 

 

 

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