先週のアクセスランキング1位は、2018年7月に新技適CB機「Blackbird(ブラックバード)」を発表して注目を集めたメーカー、静岡県浜松市のポラリスプレシジョン合同会社がアマチュア無線業界に参入。新たに、14/18MHz帯のSSB/CWに対応したハイエンドのポータブル機(最大出力5W)「ONE(ワン)」を2019年に発売することを同社Webサイトで告知したニュース。「ONE Standard Edition」と「ONE Step Up Edition」の2モデルが用意され、その税別価格が22万円ということもあり、大きな反響を呼んでいる。
続く2位は、2018年9月18日に北アルプスの剣岳中仙人谷(標高約1700m)で発生した滑落事故において、遭難者の男性がアマチュア無線で救助要請を行った電波を富山県富山市在住の中田康博さん(46)が自宅で受信し110番通報を行い無事救助されたことに対し、富山県上市警察署から感謝状が贈られたと、中日新聞の2018年10月17日付Webサイト「CHUNICHI Web」の富山版が報じたという記事。記事によると、新潟県妙高市の男性が剣岳の中仙人谷から滑落。腰の骨を折るほどの重傷をおったが、現場は携帯電話の電波が通じず、一般登山者も少ない場所だったことからアマチュア無線で救助を求めたと伝えている。
3位は「<コールサイン不送出、バンドプラン違反>北海道総合通信局、小樽市在住の3アマに対し運用停止と業務停止の15日間の行政処分」。北海道総合通信局は、無線従事者資格(第三級アマチュア無線技士)を持ち、アマチュア無線局の免許を有する北海道小樽市在住のアマチュア無線家に対し、識別信号(コールサイン)不送出および、無線局運用規則第258条の2の規定に基づく「アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別」、通称「アマチュアバンドプラン」の違反により、15日間のアマチュア無線局運用停止と無線従事者の業務への従事停止の行政処分を行った。
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1)<出力5W、税別価格は22万円>ポラリスプレシジョン、アマチュア無線業界に参入!! 14/18MHz帯のポータブル機「ONE」を2019年に発売
2)「北アルプス・剣岳で滑落事故、遭難者からのアマチュア無線による救助要請に貢献したハムに感謝状」と中日新聞が報じる
3)<コールサイン不送出、バンドプラン違反>北海道総合通信局、小樽市在住の3アマに対し運用停止と業務停止の15日間の行政処分
4)<特集は「最新! アマチュア無線機購入ガイド」>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2018年11月号を刊行
5)<移動運用から災害時まで、定格1.8kVAの高出力と連続運転>ヤマハ、ブーストモードやDCコンセントを搭載した発電機「EF1800iS」を新発売
6)<1954(昭和29)年創刊、無線従事者の育成に努めた770号>月刊誌「電波受験界」が2018年12月号をもって休刊に
7)<予備免許中の珍事!? JJ1WTL 本林氏が指摘>九州総合通信局がアマチュア衛星5局のコールサインを別の社団局へ“二重割り当て”、後日すげ替えか?
8)<再三の行政指導にも関わらず違反行為を継続。強制捜査へ>九州総合通信局、不法無線局(不法市民ラジオ)を開設していたダンプカー運転手を送致
9)<2マイク方式のノイズキャンセル機能搭載>八重洲無線、業務仕様の351MHz帯デジタル簡易無線登録局ハンディ機「VXD30」まもなく発売開始!!
10)ロシア「OTHレーダー」が妨害源!? アマチュア無線バンド、非常に活発なウッドペッカー信号に悩まされる
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