一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)北海道地方本部は、2018年11月4日(日)に札幌市東区で「北海道アマチュア無線セミナー2018」を開催し、移動運用、FT8入門、新製品解説、南極観測隊の通信、衛星通信など、アマチュア無線に関連した10本の講演とメーカーや関連団体のブース展示で賑わった。その模様を写真で紹介しよう。
JARL北海道地方本部主催の「北海道アマチュア無線セミナー」は、隔年開催の「北海道アマチュア無線フェスティバル」が行われない年の秋に実施されている。今回は特に講演関係を充実させ、2つの部屋を使って下記の10本の講演が行われた。
(1)「衛星通信をやってみよう」
NPO法人 日本アマチュア衛星通信協会(JAMSAT)理事 金子 明 氏(JA1OGZ)
(2)「最近の電波法令違反事例とその対策について」
総務省 北海道総合通信局 電波監理部長 津幡 岳弘 氏
(3)「アマチュア無線を楽しもう!移動運用セミナー」
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)会長 髙尾 義則 氏(JG1KTC)
(4)「新スプリアス対応について」
一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD) 保証事業センター担当部長 齋藤 一男 氏
(5)「ダイレクトサンプリングはついにV/UHFの世界に ~IC-9700の魅力をご紹介~」
アイコム株式会社 アマチュア無線事業部主任 高岡 奈瑞 氏(JK3AZL)
(6)「混信と戦う現代のHF機」
八重洲無線株式会社 テクニカルサポートマネージャー 黒田 裕司 氏
(7)「TS-890の実戦力~その機能と技術~」
株式会社JVCケンウッド 開発責任者 鳥井 敏雄 氏
(8)「FT8の始め方・楽しみ方」
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL) 石狩後志支部長 三井 武 氏(JA8DKJ)
(9)「衛星通信でスリルを味わおう!」
大和田 明 氏(JA8KGG)
(10)「南極生活と通信担当の役割」
総務省 北海道総合通信局 電波監視官 藤原 聖二 氏(JH8TXD)
第58次南極地域観測隊 通信担当
また別室ではアマチュア無線機器メーカー(アイコム、JVCケンウッド、八重洲無線、第一電波工業、コメット)や関連団体(JARL、JARD、総務省 北海道総合通信局、北海道電波適正利用推進員協議会)による展示・PRも行われた。
当日の講演の模様を中心に、hamlife.jp撮影の写真で紹介しよう。なおアイコムのIC-9700に関する講演については、後日別記事で詳しく紹介する予定だ。
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