世界規模のDXコンテストとして有名な、US CQマガジン主催の「CQ World Wide DX Contest」。10月27日のSSB部門に続き、今度は日本時間の2018年11月24日(土)午前9時から48時間にわたりCW部門が開催される。期間中に合わせて、各地からDXペディションも計画されているなど、歴史もあって参加局も多い有名DXコンテストだ。CWということもありローパワーでもDX局との交信に期待できるだろう。SSB部門同様に前回から「マルチオペ・シングルTX部門の送信機の定義の変更」「証拠の録音データの提出順位の変更」などのルール変更が行われているので注意しよう。
日本時間で2018年11月24日(土)午前9時から11月26日(月)午前8時59分59秒までの48時間、US CQマガジン主催のコンテスト「2018 CQ World Wide DX Contest(CW)」が、160m、80m、40m、20m、15m、10mの各バンドで開催される。
コンテストのナンバー交換は「RST符号による相手局のシグナルレポート」+「CQゾーン番号(JA局は25)」のみのため、短時間で交信が成立する。相手局もコンテストで高得点を上げることが目的のため、弱い信号の局でも“聞き取る努力”をしてくれる。とくにCWによるコンテストは、コンディションに左右されず交信できるチャンスがさらに増えるだろう。
前回の「CQ World Wide DX Contest」から、以下のルール変更が行われている。
(JARLメールマガジン第277号 2017/08/07から抜粋)
●CQ World Wide DXコンテスト(SSB/CW)規約の一部改正
アメリカCQマガジン社の「CQ World Wide DXコンテスト」は、参加者が非常に多いDXコンテストとして世界的に有名ですが、このほどCQマガジン社は、同コンテストの規約の一部の改正を行いました。
今回の規約の主な改正点は、
1.マルチオペ・シングルTX部門の送信機の定義の変更
2.証拠の録音データの提出順位の変更
3.第1地域での7,200kHz以上と1,810kHz以下でのコンテスト参加禁止
4.ログチェックで見つかったコールサイン受信誤り(交信不成立コール誤り)のペナルティー比率を2:1から3:1に戻し、マルチオペ・シングルTXおよび2TXで10分間ルールを避けるために、ログの交信時刻を修正した場合のペナルティーはQSOポイントおよびマルチの10倍とする等に関する細部の内容で、コンテスト規約全体に係る大きな改正ではありませんが、マルチオペ・シングルTX、2TX部門での参加を予定されているクラブ局等は、最新版の規約を確認するようにしましょう。
・ARRL Webの関連記事
http://www.arrl.org/news/cq-announces-rule-changes-for-2017-cq-world-wide-ssb-and-cw-events
・アメリカCQマガジン社のFAQ
http://cqww.com/rules_faq.htm
ログの提出期間はコンテスト終了後5日以内となる日本時間で12月1日(土)午前8時59分(日本時間)まで。コンテスト参加前に下記関連リンクから主催者のWebサイトにアクセスし、公式ルールを確認してほしい。
CQ World Wide DX Contestは、ほかのコンテストとは違う特徴がある。毎年このコンテストに合わせて、さまざまなエンティティーからのDXペディションが計画されているのだ。
それらの計画を一堂にチェックできるサイトもある。特に有名なのが「NG3K Amateur Radio Contest/DX Page」だろう。ぜひ下記の関連リンクからチェックしてみよう。
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●関連リンク:
・The 2018 CQ World-Wide DX Contest(SSB/CW)規約(英語)
・The 2018 CQ World-Wide DX Contest(SSB/CW)規約(日本語/PDF形式)
・CQ World-Wide DX Contest
・2018 CQ World Wide DX Contest(PDF形式)
・NG3K Amateur Radio Contest/DX Page「CQ World Wide DX CW Announced Operations:2018」
・JARLメールマガジン第277号 2017/08/07(JARL Web)
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