先週のアクセスランキング1位は、福岡県宗像市の不動産会社(一般媒介)が広告を掲載した「高さ17mの地球の裏側でも交信が出来る本格的なアマチュア無線のアンテナがあるところです。そんなの他のお宅では、見たことがありません」という案内文が載る、敷地面積302坪(1,001.05平方メートル)の“ハム物件”だ。価格は2,580万円。建物は築18年の3LDK+Sで面積48.59坪(160.64平方メートル)で、電動シャッターの付いたビルトインガレージと広い吹き抜けのあるリビングも印象的だ。「ここに引っ越して、タワーの上に大きなアンテナを立てられたら…」と夢想した読者も多かったことだろう。
2位は、静岡県浜松市のポラリスプレシジョン合同会社がライセンスフリー無線愛好家のミーティングの席上で発表した、開発中の新技適対応CB機「Bluebird(ブルーバード)」に関する話題。hamlife.jpでは同社から“現時点で公表できる仕様”を取材し、片手で持てる900mlペットボトルと同程度のサイズで単3形乾電池6本を内蔵可能、市民ラジオに割り当てられた27MHz帯の8波を最大出力500mWでカバー(500mW~50mWの細かな送信電力可変機能)、3.0~1.0kHzの受信帯域可変機能搭載などの情報を掲載した。価格は未定で発売時期は「来年のEスポシーズンに間に合わせたい」ということで注目が高まっている。
続く3位は、近畿総合通信局が京都府城陽警察署管内の路上で不法にアマチュア無線局を開設していた会社員の女性(46歳)を摘発したというニュース。最近この種の事件が発生すると「“不法無線局”と“不法アマチュア局”の違い」を尋ねる声があるが、「不法アマチュア局」は総務省が“アマチュア局用設備を使用する不法無線局”を指す際の用語で、無免許運用の局はもちろんだが、指定外周波数での運用など無線局免許状の記載事項を逸脱して不法に運用したアマチュア無線局もここに分類される。詳しくは同記事末尾にある「不法無線局の特徴」のリンクから総務省のサイトで確認していただきたい。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<「地球の裏側でも交信が出来る」とうたう高さ17mタワー付き>敷地面積302坪!福岡県宗像市の3LDKS一戸建てが2,580万円で販売
2)<発売は「来年のEスポシーズンに間に合わせたい」>ポラリスプレシジョン、ハンディタイプの新技適CB機「Bluebird」を開発中!!
3)近畿総合通信局、京都府城陽警察署管内の路上で不法にアマチュア無線局を開設していた会社員の女を摘発
4)<いよいよ発売!! 新規格“デジタル小電力コミュニティ無線”>アイコム「IC-DRC1」開封リポート
5)<「コンテスト時のQSLカード交換の自粛」「FDコンテストの開始時間」などを協議>JARL、第42回理事会報告を会員専用ページに掲載
6)<「2波同時受信機能」を採用>アルインコ、特小トランシーバーの新製品「DJ-P240」を発表!!
7)<従免の提示で一般料金から300円引き!!>ハムの友情を描いた映画「セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!」、業界初の“無線技士割引”を実施
8)<無線局等情報検索データ、11月26日に更新>2018年11月3日現在のアマチュア局は前回から479局減少し「418,852局」、パーソナル無線局は「1,074局」の免許情報が登録
9)<トラクターなどにアマ機や不法CB機を設置>関東総合通信局、千葉県八千代市・国道16号線で取り締まりを実施し運転手3名を摘発
10)<第3特集は「防災ラジオ大図鑑」>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2019年1月号を刊行
●いったん広告です: