電波新聞社出版部は、2018年12月19日に季刊誌「電子工作マガジン」2018年冬号を刊行する。同誌は、かつて刊行されていた月刊誌「ラジオの製作」の流れを汲むエレクトロニクスのホビー誌で電子工作記事が満載されている。また今号では別冊付録として、かつて“マイコン少年”を熱中させた、同社発行の雑誌「マイコンBASIC Magazine（愛称：ベーマガ）」が復活した。価格は1,296円（税込）。
「電子工作マガジン 2018年冬号」の表紙
hamlife.jpでは、趣味（hobby）としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。「電子工作マガジン」は、電気、電子業界の日刊紙として知られる電波新聞社が年4回刊行しているエレクトロニクスのホビー誌（定期刊行されている、唯一の電子工作入門雑誌）。かつてBCLやハム、オーディオ、マイコン、エレクトロニクスの入門誌として青少年の人気を集めた「ラジオの製作」の流れを汲む。記事内には随所に懐かしい“ラ製テイスト”が溢れている。
今号は「aitendo オールバンドDSPラジオを作ろう」「BCL・SWL用ビートサプレッサの製作」「受信用アンテナカップラを作ろう」といった無線・ラジオ関連の製作記事を掲載。
さらに「LEDクリスマスオーナメントを作ろう」「LEDウォーキートーキー Ver2の製作」「手のひらサイズのミニ電子楽器の製作」といった記事も掲載。そのほかハム入門者に向けた「新・キミもアマチュア無線家になろう!!」もある（目次写真参照）。
また今号では「ラジオの製作」（1999年で休刊）創刊65周年記念として、1981～2003年まで同社が発行し“マイコン少年”を熱中させた「マイコンBASIC Magazine」が別冊付録として復活した。超小型シングルボードコンピュータ「IchigoJam」「IchigoBoy」用の各種プログラムのほか、「IchigoJamを赤外線リモコン化」などの記事を掲載。さらに特別企画として「マイコンBASIC Magazine」の創刊号に掲載されたゲーム「エイリアンフィールド」の復刻版プログラムも掲載している。
別冊付録「マイコンBASIC Magazine」。表紙は「ラジオの製作」誌1981年5月号の別冊付録として誕生したベーマガ創刊号のデザインを再現
なお「電子工作マガジン 2018冬号」の発売を記念して、東京・秋葉原のショップ「BEEP秋葉原」では、12月22日（土）14～15時にイベント（編集長 大橋太郎氏のトークショー＆サイン会）を行うという。入場無料。
「電子工作マガジン 2018冬号」の発売を記念して、東京・秋葉原のBEEP秋葉原では、12月22日（土）14～15時にイベントを行う
同書の購入は下記のAmazonリンクが確実だ。
●関連リンク：
・電子工作マガジン（電波新聞社）
・電波新聞社
・BEEP秋葉原
●いったん広告です：
