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<また老舗ジャンク・パーツ店が閉店>東京・秋葉原、ラジオガァデン「日米無線電機商会」が年内(2018年)いっぱいで店じまい

かつて交通博物館があった近く、万世橋との間のJR中央線ガード下に1950(昭和25)年ごろに電子部品店などが集まって誕生した「ラジオガァデン」。東京ラジオデパートや秋葉原ラジオセンター、秋葉原ラジオ会館と並び、ジャンク品やパーツ類のお宝を探し求めて訪れた無線家も多いだろう。今回、ラジオガァデンで店舗を維持してきた「日米無線電機商会」が、親子二代にわたり続けてきた約70年の歴史に幕を下ろし、年内いっぱいで店じまいをするという。

 

 

 

 また1つ、長い歴史がある東京・秋葉原のジャンク・パーツ店がひっそりと閉店する。JR秋葉原駅から徒歩約4分、神田川沿いの中央線ガード下にかつては多数の電子部品店が集まっていた「ラジオガァデン」で頑張っていた「日米無線電機商会」が店じまいする。

 

 

ラジオガァデンで最後まで頑張っていた在りし日の「日米無線電機商会」。路上までジャンクやパーツ類が並べられ、それを吟味するのも楽しみの1つだった

 

 日米無線電機商会と言えば、各種モーターやファンが充実していたほか、スイッチング電源、今では入手困難な大型コンデンサーいろいろ。不思議なことに、オムロン製の部品が箱入りで売られていたほかに、黒電話も長い間、棚に置かれていた思い出がある。昭和のジャンク店が現代にワープしたような佇まいだった。

 

 

 

JR中央線ガード下にある「ラジオガァデン」。シャッターが下ろされ、以前の面影は見られない

店じまいを進める「日米無線電機商会」

 

今から10年前!! hamlife.jpが2008年に撮影した「ラジオガァデン」と「日米無線電機商会」の写真

 

盛業中の日米無線電機商会(2008年5月撮影)。写真右のフェンス内に、国有鉄道の万世橋駅がここにあった名残の「万世橋交番」の建物が1992年まで存在したが、現在は東京都小金井市の「江戸東京たてもの園」に移設されている

中央線ガード下から万世橋方向を眺める。「石丸電気」「ラオックス」の大きなネオンサインも懐かしい(2008年5月撮影)

歩道には日米無線電機商会の販売品がズラリと並ぶ。右手に見える名刺印刷店やまだ残っていた都電の電柱も今はもうない(2008年5月撮影)

「ラジオガァデン」の入口から内部を撮影。懐かしい店名の看板が見える(2008年5月撮影)

 

 

 

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●関連リンク:ラジオガァデン(ウィキペディア)

 

 

 

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