南極OB会アマチュア無線クラブは、南極観測船「宗谷」建造80周年を記念して2018年10月13日から12月31日まで、常置場所の北海道室蘭市ほか、東京都江東区、愛知県名古屋市西区の2か所で移動運用を行った記念局「8J80JDOX」について、同クラブが海外・国内のべ4,793局と交信した運用結果をまとめ公表した。記念QSLカードは2月中にJARL経由で発行するとしている。
初代南極観測船として有名な「宗谷」。南極観測船として改造され南極へ向かったのは1956(昭和31)年11月8日のこと。同船は戦前の1938(昭和13)年に商船として建造・進水し、2018年に80年を迎えた。
これを記念して、「宗谷」が保存係留されている東京都品川区の「船の科学館」では、さまざまなイベントが実施されたが、南極OB会アマチュア無線クラブは2018年10月13日から12月31日まで、北海道室蘭市を常置場所とする南極観測船「宗谷」建造80周年記念局「8J80JDOX」を開局・運用しPR活動を行った。
今回、同クラブは「呼んでいただいた多くの皆さま、ありがとうございました」と謝辞を伝えるとともに、2か月半の運用をまとめデータを公表した。結果は以下のとおり。
「ハムフェア2018」における南極OB会アマチュア無線クラブブースの様子
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【追記:運用場所は東京都江東区(JCC:100108)に訂正】<初代 南極観測船「宗谷」誕生80年>11月3日(土・祝)、東京・品川区に係留中の宗谷船上から「8J80JDOX」記念運用
<初めて南極からオンエアーしたJA局>「JA1JG/ANT」のコールサインで運用した第1次南極観測隊員・作間敏夫氏(JA1JG)が逝去
●関連リンク:
・8J80JDOX 初代南極観測船「宗谷」記念局(8J1RLの情報)
・南極OB会
・8J80JDOX(CIC)
・船の科学館 公式ホームページ
・日本の第一次南極観測隊 観測船は「宗谷」 アマチュア無線が大活躍(JDOX)
・宗谷(ウィキペディア)
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