先週のアクセスランキング1位は、アイコム株式会社の新製品、「IC-9700」の工場出荷が始まったニュースだ。IC-7300と同一デザインで、144/430/1200MHz帯のオールモード(SSB/CW/RTTY/AM/FM/DV/DD)を標準装備したスペックと、188,000円(税別)という“意外感”のある希望小売価格と相まって、各無線ショップには多数の予約注文が入っていたらしく、2017年9月の「ハムフェア2017」で最初にモックアップ(試作機)が公開されてから約17か月が経った2019年1月下旬、ついにショップを通じてユーザーの元へと届けられることとなった。
続く2位は、アマチュア無線業務日誌のフリーソフトとして、多くの無線家に愛用されている「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」の最新バージョン「Ver5.28」が、2019年1月26日に公開されたという記事。前回の「Ver5.27c」の公開は2018年9月30日だったため、ほぼ4か月ぶりのマイナーバージョンアップ(小幅な改訂)となる。今回の主な更新内容は、2019年より実施された総務省免許状検索の仕様変更にに伴う「免許状Get’s」の動作修正のほか、QSL印刷で印刷中にDX局/国内局のチェックボックスが消えないので修正。QSOデータの圧縮バックアップで、設定ファイル(Hamlogw.iniなど)も一緒にバックアップできるようにしたことなどがあげられる。
3位は「<一般人からの混信申告により発覚!>四国総合通信局、民家で不法市民ラジオを運用していた香川県東かがわ市の男を地元警察署へ告発」。四国総合通信局は一般人からの混信申告により不法無線局の探査を実施した結果、香川県東かがわ市在住の男が民家で不法市民ラジオを運用していたことを確認し、電波法違反容疑で運用者を香川県東かがわ警察署に告発。同運用者は1月25日に同警察署より検察庁に送検された。四国総合通信局が今回公表した報道資料の「不法に開設し運用していた無線設備」画像には、往年の名機である八重洲無線のHF機「FT-101ES」やリニアアンプ「FL-2100Z」などのほか、マイクコンプレッサーやアンテナ・チューナーなどが写っていた。
不法に開設し運用していた無線設備(報道資料から)
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1)<入荷した各無線ショップは予約順に案内中>アイコムの新製品「IC-9700」の工場出荷が始まる!!
2)<総務省免許状検索の仕様変更に対応など>アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG」が1月26日にバージョンアップしてVer5.28を公開
3)<一般人からの混信申告により発覚!>四国総合通信局、民家で不法市民ラジオを運用していた香川県東かがわ市の男を地元警察署へ告発
4)<大阪府堺市内の路上で>近畿総合通信局、自己の運転する車両に不法無線局(アマチュア無線)を開設していた会社員を摘発
5)<“買い得感”のある中古品/未使用品など39件を掲載>CQオーム、Webショップで「中古無線機」の販売と買い取りをスタート!!
6)<認められない電波を発射>音声通訳機「POCKETALK(ポケトーク)W」が技術基準不適合と判明! 総務省、メーカーに対し厳重注意と必要な措置を要請
7)<免許人からの通報により判明>四国総合通信局、無線局免許状を誤って送付していたことが判明し直ちに回収
8)<仕様変更で、ほぼリアルタイムにデータ更新へ>無線局等情報検索(1月28日時点)、アマチュア局は1週間で389局減少し「415,522局」
9)<新たに新潟県長岡市で3・4アマ試験を開催、KANHAMの臨時試験は土曜日のみに>日本無線協会が発表! 2019年度の各級アマチュア無線技士国家試験スケジュール
10)<新製品 IC-9700のインプレッション掲載>「月刊FBニュース」2019年2月1日号きょう公開
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