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<業界初の変わり種!「登録局」と「免許局」が1台で…>JVCケンウッド、デジタル簡易無線「TCP-D751 CT」とデジ&アナ業務機「TCP-D751 FT」の2モデルを発表

2月5日、株式会社JVCケンウッドは351MHz帯のデジタル簡易無線(登録局)と467MHz帯のデジタル簡易無線(免許局)の両方(デュアル運用に対応)が1台でできる業界初の変わり種!? デジタル簡易無線機「TCP-D751 CT」と、デジタルとアナログのデュアルモード&ワイドバンド周波数(350~470MHz)に対応するデジタル/アナログ一般業務用無線機「TCP-D751 FT」のハンディタイプ2機種を、2月下旬から発売する予定であることを発表した。価格はオープン。

 

 

351MHz帯のデジタル簡易無線(登録局)と467MHz帯のデジタル簡易無線(免許局)の両方(デュアル運用に対応)を1台で対応するデジタル簡易無線機「TCP-D751 CT」(左)と、デジタルとアナログのデュアルモード&ワイドバンド周波数(350~470MHz)に対応するデジタル/アナログ一般業務用無線機「TCP-D751 FT」

 

 

 

 同社のプレスリリースから、特徴を抜粋し紹介する。

 

 

 ケンウッドブランドより、業務用無線機の新ラインアップとして、デジタル簡易無線機(免許/登録局対応)「TCP-D751 CT」と、デジタル/アナログ一般業務用無線機「TCP-D751 FT」の計2モデルを2月下旬より発売します。

 

「TCP-D751 CT」は、業界で初めて(※1)1台の無線機で免許局と登録局のデュアル運用を可能にしたデジタル簡易無線機です。また、「TCP-D751 FT」は、ワイドバンド周波数(350~470MHz)の対応に加え、デジタル/アナログのデュアルモードに対応した一般業務用無線機です。

※1:2019年2月下旬発売予定、デジタル簡易無線機として。(2019年2月5日現在)

 

 

●企画背景と製品の概要

 

 総務省による電波有効利用のためのデジタル化推進により、UHF帯簡易無線局はこの10年間で急速に拡大し、100万局を超える規模になっています。そのような背景の中、大規模なイベント会場などでは複数の出入業者により免許局と登録局が混在することが多くなっており、スタッフが業務連絡を2種類の無線機で使い分けなくてはならないケースが増えています。そこで当社は、業界で初めて(※1)1台で免許局と登録局のデュアル運用に対応するデジタル無線機「TCP-D751 CT」を企画・開発。本機により無線機を2台持つ煩わしさを解消します。また、総チャンネル数は最大95チャンネルとなり混信緩和にもつながります。

 

 一方、一般業務用無線機市場では、旧スプリアス規格の使用期限(2022年11月30日まで)を見据え、デジタル/アナログのデュアルモードに対応する「TCP-D751 FT」も企画・開発。本機はワイドバンド周波数(350~470MHz)設計により幅広い業種に対応。また、デジタル/アナログのデュアルモードに対応し、段階的にデジタル運用への移行を計ることが可能です。デジタルで周波数の変更があった場合でも、UHF帯であればワイドバンド周波数対応により、無線機の買い換えも不要です。

 

 両モデルとも、当社がこれまで培ってきたオーディオ技術と無線技術による優れた音声品質と堅牢性を備え、デジタル化推進に伴う現場のニーズに対応する新たなラインアップとして提案します。

 

 

●「TCP-D751 CT」の主な特長

 

・業界初(※1)、免許局/登録局のデュアル運用に対応
 業界で初めて(※1)、本機1台でデジタル簡易無線の免許局と登録局のデュアル運用を可能にしました。また、最大95チャンネルで混信緩和にもつながります。

 

●「TCP-D751 FT」の主な特長

 

・デジタル/アナログのデュアルモード&ワイドバンド周波数に対応
 アナログからデジタル運用に移行しやすいデジタル/アナログのデュアルモードに対応。さらに幅広い業種に対応できる350~470MHzワイドバンド周波数設計です。

 

 

●2モデル共通の主な特長

 

1.当社独自のオーディオ技術と無線技術によるデジタル音声品質

 

1)聞き取りやすく、疲れない音質特性を実現
 これまで培ってきたオーディオ技術と無線技術のノウハウを生かし、聞き取りやすい音づくりを専門チームで検討。明瞭でありながら聞き疲れしない、こだわりの音質を実現しました。
2)A/D変換の適正化により音声遅延を最小限に抑制
 デジタル無線で問題になる音声遅延をA/D変換の最適化により、最小限に抑えています。

 

<高性能スピーカー>
3)音声からノイズを低減する1マイクタイプのノイズサプレッサーを搭載
 音声がないときに環境ノイズ波形を取得し、音声からノイズを低減する1マイクノイズサプレッサーを搭載。外部マイク使用時もしっかりとノイズを低減します。
4)独自制御によりサイレン音ノイズを抑制
 音声と周波数帯域が重なるため、音声の抽出がむずかしいサイレン音ノイズを、周波数分布の差を用いた独自の制御により大幅に低減しています。
<ノイズ低減イメージ>

 

 

2.屋外や水場での使用にも対応する堅牢設計

 

 アメリカ国防総省軍用規格MIL-STDの11項目に適合。IP54/55/67/68(※2)相当の防塵・防浸性と、水没に対する保護性能も強化された密閉の二重構造を採用。液晶画面とキートップはUV加工で強度を高め、またキートップの印字は擦りキズがついても消えない二重成形構造を施した堅牢設計です。
※2:IP68:IEC/JIS規格 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)「IP6_ 耐塵形:タルク粉を1m3当り2㎏の割合で浮遊させた中に8時間放置し内部に浸入がない。IP_8 水中形:水面下1m、2時間沈めても無線機に有害な影響を及ぼさない。」本製品は設計段階において防塵・防水規格IP68の試験を行いその性能を確認しておりますが、実際のご使用にあたって、すべての状況で防塵・防水を保証するものではありません。

 

 

 

 

3.2つのグループを使い分けできるセカンドPTT機能を搭載

 

 メインで使用するチャンネルのほかに、もう1つのチャンネルで待受、送信ができるセカンドPTT機能を搭載。2つのグループの両方を管理する際に便利です。

 

 

4.異なるチャンネルへの対応をスムーズにするZone設定が可能

 

 エリアごとに使用するチャンネルが異なる場合は、それぞれにZone設定が可能。設定したZoneを切り替えるだけで各エリアのチャンネルに対応できます。

 

 

5.その他の機能(※3)

 

・聞き漏らしを防ぐ高速スキャン。
・GPS/BluetoothR機能を搭載。
・ユーザーの転倒や静止を察知するモーションセンサーを搭載。
・パワーオンLED機能により、電源投入時に光るインジケーターのLED色(全7色)から選択し、グループカラーとして設定が可能。
・機器から光を発しては困るようなコンサート会場などで、本機のインジケーターとLCDの点灯をOFFにできる劇場モードを搭載。
※3:各機能は予め当社代理店による設定が必要です。

 

 

●「TCP-D751 CT」と「TCP-D751 FT」の主な定格

 

 

 

 

●関連リンク:
・業務用無線機2モデルを発売(JVCケンウッド)
・業務用無線機2モデルを発売(PDF形式/JVCケンウッド)
・業務用無線機「TCP-D751 CT」商品情報(JVCケンウッド)
・業務用無線機「TCP-D751 FT」商品情報(JVCケンウッド)
・簡易無線(ウィキペディア)
・登録局(ウィキペディア)
・デジタル簡易無線(ウィキペディア)

 

 

 

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