さる1月23日、静岡、愛知、岐阜、三重の4県を管轄する総務省東海総合通信局は、生活保安事犯の捜査に従事する警察官を対象に、静岡県警察学校(静岡県藤枝市)で警察官の電波法に係わる知識の向上を目的として同総合通信局職員による電波監視と不法無線局の現状や不法無線局の共同取締まりを実施する場合の手順についての講習会を実施。その様子を「マイメディア東海」という広報コーナーでリポートした。
今回の講習会は、ラグビーワールドカップ2019や東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会などの開催を見据え、東海管内の警察署と協力して不法無線局の取り締まりなど警察との連携がますます重要になることから、警察官の電波法に係わる知識の向上を目的として、管内の警察学校に職員を派遣し講義を行うものだ。
「マイメディア東海」によると、「当局が行う電波監視と不法無線局の現状、大型車両等に設置された不法無線局の犯罪性、電波法の適用条文、共同取り締まりを実施する場合の手順等について説明しました。また、車両に設置された無線局の見分け方では、実物を示しながら無線機やアンテナの特長について説明しました」としている。
最後に、東海総合通信局では「今後も捜査機関と共同で不法無線局の取り締まりを実施し、電波利用環境の保護に努めてまいります」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:東海総合通信局 静岡県警察学校で不法無線局取締りのための講習会を実施(平成31年1月23日)
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