先週のアクセスランキング1位は、ドローンなどのように、聴覚、音声および言語機能に障害を持っていても操作が可能な無線局が普及しつつあることを踏まえ、総務省は無線従事者規則の一部を改正する省令案を作成し、2018年12月15日から2019年1月18日まで意見（パブリックコメント）を募集。同省が、その意見結果と考え方を、2月22日（金）に公表したニュースだ。「一般社団法人 日本アマチュア無線連盟（JARL）」や「公益社団法人 日本社会福祉士会」のほか、13人の個人から意見が提出があり、それらに対して総務省の考え方を述べている。今回の意見募集の結果を踏まえ、すみやかに無線従事者規則の一部改正を行う予定だ。
2月22日に総務省が公表した「無線従事者規則の一部を改正する省令案に対する意見募集の結果」
2位は、「＜限定150台の希少モデル、梱包状態のまま手放すケースが続く＞話題の新技適CB無線機『Blackbird Standard Edition』がヤフオクに多数出品」。ポラリスプレシジョン合同会社が台数限定で製造・販売した新技適対応のCB無線機（市民ラジオ）「Blackbird（ブラックバード）」（税別18万円）。購入希望者は、申し込み受付日から5日以内に代金＋送料＋消費税の合計額（196,020円）を指定口座に入金するという注文システムで、2月に入り出荷が始まり、購入者の元へ発送されたのだが、その直後から入手後すぐと思われる梱包状態のままヤフオクに多数出品されるケースが続き話題となっている。今回ヤフオクに出品されたそのうちの1台は、開始価格1,000円で出品直後から多数の入札があり、価格がどんどん上昇。3月2日（土）18時 45分にオークションは終了し、入札数112件、190,000円で落札された。
限定150台の「Blackbird Standard Edition」。入手後すぐと思われる状態でヤフオクに多数出品さてれいる
続く3位は、アイコム株式会社は大規模災害で地上のインフラがダウンした場合でも通信が確保できる、地球全体カバーのイリジウム衛星に対応した無線端末「IC-SAT100」（オープン価格）を4月（予定）から国内外で発売することを2月28日（木）に発表した記事。同社は低軌道人工衛星を使った地球規模の音声・データ通信ネットワークを展開している米国のIridium Communications Inc.とともに、イリジウム衛星と無線機を組み合わせ、地球上のどの地点からでも通信を確保できる通信ソリューションを共同で構築すると昨年末に公表しており、本機はその対応端末となる。送信ボタンを押すだけで、複数の相手先に同時に音声を送信可能で、大規模災害時や通信インフラがないへき地でも通信の確保ができる。料金は月額固定。原則、通話時間による従量課金は不要だとしている。
イリジウム衛星対応端末「IC-SAT100」
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1）＜JARLや個人などから15件の意見＞総務省、「無線従事者規則の一部を改正する省令案に対する意見募集」の結果と考え方を公表
2）＜限定150台の希少モデル、梱包状態のまま手放すケースが続く＞話題の新技適CB無線機「Blackbird Standard Edition」がヤフオクに多数出品
3）＜世界規模の音声同報通信が送信ボタンを押すだけで可能＞アイコム、イリジウム衛星対応端末「IC-SAT100」を国内外で発売
4）＜前年比で1%増加＞アメリカのアマチュア無線人口は「右肩上がり」を継続中!!
5）＜目標支援金額は30万円＞「キーボード入力でモールス信号を生成する装置」をクラウドファンディングで作るプロジェクトが始動!!
6）＜一般人からの混信申告により発覚！＞四国総合通信局、民家で不法市民ラジオを運用していた香川県東かがわ市の男を地元警察署へ告発
7）＜毎週火曜日の21:30から生放送（水・土に再放送）＞秋田県の鹿角きりたんぽFM、新番組「ハローCQ ようこそ無線の世界へ！」を放送中!!
8）＜モールス（CW）通信の上達に役立つ＞日本のハムが開発したフリーソフト「Lerning Morse」「CW MANIA」に注目！
9）＜仕様変更で、ほぼリアルタイムにデータ更新へ＞無線局等情報検索（2月25日時点）、アマチュア局は1週間で398局減少し「414,219局」
10）＜「いい加減にしてくれ」の声も…＞続出する「ありえない激安価格」の無線機通販サイト、今度は長野県の無線ショップのデータを盗用か
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