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【動画】<大阪市の「Osaka Metro」が133駅(522台)に配備>アイコム、携帯電話網利用のIP無線機「IP500H」導入事例の動画公開

アイコム株式会社は、同社が開発・販売するKDDI株式会社のau 4G LTE回線(800MHz帯)を利用したIP無線機「IP500H」の導入事例として、大阪市高速電気軌道株式会社(通称「Osaka Metro」)での運用の様子などを3分29秒の動画で公開した。1日の平均利用者数が約250万人、9路線(総延長137.8km)を有するOsaka Metroでは、駅スタッフによる見守り業務ツールとして「IP500H」を3か年計画で133駅(522台)に配備。一般的な無線機では届きにくい地下空間という入り組んだ構内では、携帯電話網を利用するIP無線機を採用することで不感地帯の解消につながり、通信エリアが格段に広がったとしている。

 

 

「ICOM LTEトランシーバー IP500H 導入事例 大阪市高速電気軌道株式会社さま」から

 

 

 

 公開された動画によると、今までの無線機では、地下空間という特殊な現場がネックとなり、すぐ近くにもかかわらず上下の階層間では通信できないという状況が生まれていた。一方、IP無線機は通常の携帯電話回線と同様に利用できるため、地下駅構内でも通信エリアが格段に広がり、雑音など入らずにクリアな音声で通話ができるメリットがあった。

 

 また、同時通話、割り込み通話が可能なことから、複数の駅スタッフで通信内容を共有できるため、連絡ミスやヒューマンエラーなどの防止に役立ったとのことである。

 

 今後の展開では、駅業務の利用実績が各部署に伝わっているとして、運転部門では運転士と車掌、指令所と係員間で、車両部門では検車場内での検車係員間の連絡ツールとしてIP無線機が導入可能かどうか各部署で検討していると、Osaka Metroの担当者はインタビューで語っている。

 

 

 

 

ICOM LTEトランシーバー IP500H 導入事例 大阪市高速電気軌道株式会社さま

※画面をクリックすると動画がスタートします。

 

 

 

 

 このほか、アイコムでは同様の導入事例動画として、auとNTTドコモの携帯電話網を利用するPoC(Push to talk over Cellular)無線機「IP501H」が、日本航空株式会社で採用された様子を紹介している。

 

携帯電話網利用のPoCトランシーバー、アイコム「IP501H」(同社プレスリリースより)

 

ICOM PoCトランシーバー IP501H 導入事例 日本航空株式会社さま

※画面をクリックすると動画がスタートします。

 

 

 

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【追記:サービス提供は9月25日から】<無線従事者資格不要、auの4G LTE(800MHz帯)を利用>アイコム、全国と交信できる業務用LTEトランシーバー「IP500H」を発表

 

<auとドコモ、両キャリア対応に進化!!>アイコム、全国と交信できる携帯電話網利用のPoCトランシーバー「IP501H」を発表

 

 

 

●関連リンク:
・アイコム株式会社 Icom Inc.(Facebook)
・大阪市高速電気軌道株式会社
・日本航空株式会社

 

 

 

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