蝦夷地（えぞち）などと呼ばれていた島を、明治政府が「北海道」と命名するにあたり、開拓使の役人で蝦夷地探査やアイヌとの交流を続けていた松浦武四郎氏からの建白書を参考にしたと言われている。2018年が“北海道命名150年”に当たることからさまざまな記念行事が行われ、テレビドラマの放映も今夏に予定されている。アマチュア無線では、北海道命名150年記念アワード「武四郎の足跡をたどって」を同アワード実行委員会が発行する。交信有効期間は2018年4月1日00時00分から2021年3月31日23時59分までの3年間（「綴り文字賞」は2019年4月1日00時00分から）、受付期間は2019年6月1日から2021年4月31日までの2年間（当日消印有効）となっている。
北海道命名150年記念アワード「武四郎の足跡をたどって」の各賞のサンプルは4種類。「上からA、B、C、D賞となります。申請時に指定してください」としている。
以下、北海道命名150年記念アワード「武四郎の足跡をたどって」規約（一部抜粋）。
北海道命名150年記念アワード「武四郎の足跡をたどって」ルール
・別紙の松浦武四郎の碑、説明板、および位置情報リストに記載の北海道内184箇所ある市区町村の局（移動局、固定局は問わない）と交信し、武四郎-№交換で史跡獲得とします（社団局、記念局との交信も有効とする）。
・有効交信は、同一局に対しては1日1箇所のみとし、市区町村、バンド、モードが変わった場合は1日3回までほかの史跡の獲得とします。
・正常な交信のみでQSLカードの取得は問いません。
・申請局の運用地は問いません。
・特記はバンド、モードのみです。
資格
・国内のアマチュア無線局 自局に免許された電波形式、周波数および空中電力の範囲。
・D-STAR、WIRES、エコーリンクなどによる交信も可とする。
発行者
北海道命名150年記念アワード「武四郎の足跡をたどって」アワード実行委員会 代表者 石山 勝（JK8HXB）
クラス
・アワードには難易度により「パーフェクト賞」「銀賞」「銅賞」と3クラスに設定します（QRV賞あり）。
武四郎の足跡/パーフェクト賞：14振興局、101市町村、184史跡を得る。
銀賞：任意の10振興局、60市町村、100史跡を得る。
銅賞：任意の5振興局、30市町村、50史跡を得る。
QRV賞/パーフェクト賞：14振興局、101市町村、184史跡で3局以上と交信。
銀賞：任意の10振興局、60市町村、100史跡で3局以上と交信。
銅賞：任意の5振興局、30市町村、50史跡で3局以上と交信。
綴り文字賞:「HOKKAIDO 150 MATSUURA TAKESHIRO」と異なる局のサフイックスの任意の 文字で綴る。
ただし、道内のプリフィックスの固定局、移動局とし10文字以上アワードの異なる振興局・対象地とする。数字150についてはリスト「武四郎-150」の室蘭市の固定局、および移動局とする。
開催期間および有効交信期間
（2018年が北海道命名150年の年に当たるための繰り上げ）
・2018年04月01日00：00（JST）から2021年03月31日23：59（JST）までの3年間。
・「綴り文字賞」については2019年04月01日00：00（JST）からとします。
・2018年4月1日から2019年3月31日の間の交信については、
・武四郎Noの対象地であれば有効です。
・QSLカードの取得は問いません。
※2019年4月1日からの交信はページトップのルールによります。
その他
申請者自身が「武四郎」の対象地からQRVした場合は交信をしたと見なし 20箇所まで有効します。この場合はコールサインの欄に自局コールサインを、備考欄に相手局のコールサインを記載してください。
なお、「各掲示板でアワードを発表しましたが3月15日以前にダウンロードしている方、規約・リスト等変更していますので最新版を再ダウンロードしてご使用ください」と呼びかけている。
●関連リンク：
・北海道命名150年記念アワード「武四郎の足跡をたどって」
・北海道命名150年記念アワード規約
・北海道命名150年記念アワードサンプル
・北海道150年事業公式サイト
・ドラマ「永遠のニㇱパ ～北海道と名付けた男 松浦武四郎～」（NHK札幌）
・北海道（ウィキペディア）
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