アイコム株式会社は2019年3月29日、144/430/1200MHz帯オールモード機「IC-9700」の新ファームウェア「Version 1.05」を同社サイト上で公開した。同社の発表によると内容は「起動時間の短縮」「送信/受信コールサイン表示の動作を改善」など5項目の修正・改善という。
IC-9700の新ファームウェア公開は2019年3月8日のVersion 1.03以来となる(1.04は欠番の模様)。今回発表された新ファームウェアの内容は次のとおり。
●IC-9700の新ファーム(Version 1.05)
Version 1.03からの変更点:
・起動時間の短縮
・送信/受信コールサイン表示の動作を改善
・DR機能使用時の画面レイアウトを改善
・自局コールサインの設定が希に送信に反映されない不具合を修正
・DVモードの送信モニター音を改善
IC-9700のファームアップは、SDカードを使用して行うことができる(取扱説明書で確認のこと)。なおファームウェア書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。
Main CPU: 1.05
Sub CPU: 1.00
Front CPU: 1.00
FPGA Program: 1.02
FPGA Data: 1.00
DV DSP: 1.01
詳細は下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク:ファームウェア/ドライバダウンロード・IC-9700(アイコム)
●いったん広告です: