先週のアクセスランキング1位は、3月27日（水）に放送された、日本の解体現場の裏側を紹介するNHK総合テレビの建物解体バラエティ番組「解体キングダム」で、アマチュア無線歴62年のOM、田中重之氏（JA3YZ）が“終活”を決断し、高さ25mのアンテナ＆タワーの解体をプロが人力で行うという現場に密着したという記事。同番組は最新技術を駆使した大規模な建物解体の紹介が多かったが、第3弾となる今回は初めて“人力のみ”で行う作業として、アマチュア無線のアンテナ＆タワーの解体が取り上げられた。この解体リポートをスタジオで見ていたTOKIOの城島 茂から、耳を疑うような驚きのセリフが飛び出した。城島リーダーが何と言ったのか。番組を見逃した方は、ぜひ4月21日（日）15時5分からの再放送でチェックしよう。
NHK「解体キングダム 第3弾」オープニング（NHKテレビより）
2位は、3月27日（水）に一般社団法人 日本民間放送連盟（ラジオ、テレビ、兼営局など民間放送事業者207社が加盟。通称“民放連”）が、総務省講堂で開催された有識者会議「放送を巡る諸課題に関する検討会」の「放送事業の基盤強化に関する検討分科会（第4回）」で、“FM補完中継局制度の見直し”を骨子とするラジオの将来に関する要望を総務省に行ったときに配布された資料に関心が集まった。4位にランクインした記事のとおり、その3日前に同連盟から中波でAMラジオ放送を行っている民放各局（47局）が、VHFの「FM補完放送」へ転換・一本化が行えるようにする制度改正を総務省に求める方針を固め、2028年までの制度改正を求め、実現した場合は将来的に民放AMラジオ放送の多くが中波送信を廃止する可能性があることが報道されたことに関連し、SNSなどを中心に大きな反響があったようだ。
ラジオ将来に関する要望（当日配布された民放連の資料から）
続く3位は、4月19日（金）にHAM & ACTIVITYシリーズの書籍としてCQ出版社が発売を予定している、空撮やドローンレースに最適な機体の選び方、どのようにフライトさせるか、FPVのためのアマチュア無線資格や無線局免許の取得方法、国土交通省への機体登録の詳細手順など“アマチュア無線とドローンの世界を融合させて楽しむ方法”を1冊にまとめた書籍「ドローンと遊ぶアマチュア無線」の新刊ニュース。巻頭グラビアは「アマチュア無線活用 自局のアンテナを撮影してみよう」、そして第1章「ドローン入門」、第2章「ドローンを飛ばす［基礎編］」、第3章「ドローンを飛ばす［アマチュア無線活用編］」、第4章「FPV徹底ガイド」、第5章「付録・資料編」と盛りだくさんな内容となっている。仕様はB5判、136ページ（本文128ページ、カラー8ページ）で、価格は2,592円（税込）。
CQ出版社の新刊「ドローンと遊ぶアマチュア無線」表紙
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1）＜再放送は4月21日（日）15:05から＞NHK総合テレビ「解体キングダム」、“終活”のため25m高のアマチュア無線用アンテナタワーを人力で解体!!
2）【配布された資料追加】＜内容判明＞日本民間放送連盟、総務省に「FM補完中継局制度の見直し」を要望
3）＜5.6GHz FPV・空撮でアマチュア無線を10倍楽しむ＞CQ出版社、4月19日に「ドローンと遊ぶアマチュア無線」を発売
4）＜FM補完放送（ワイドFM）への一本化を視野＞民放連、AMラジオ放送の「廃止」を可能にする法整備を総務省に要請へ
6）＜待望の“基地局用アンテナ”が初登場!!＞ラディックス、142/146MHz帯デジタル小電力コミュニティ無線用アンテナ「RCW-142SR」を発売開始
7）＜CW通信を始めるには＞アマチュア無線番組「QRL」、第360回放送をポッドキャストで公開
8）＜第1話は無料視聴可能!!＞アイコムのアマチュア無線機、WOWOWプライムの連続ドラマ「絶叫」に登場
9）＜起動時間の短縮など5項目の修正・改善＞アイコム、IC-9700の新ファームウェア「Version 1.05」を公開!!
10）＜仕様変更で、ほぼリアルタイムにデータ更新へ＞無線局等情報検索（3月25日時点）、アマチュア局は1週間で315局減少し「413,283局」
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