先週のアクセスランキング1位は、2019年4月1日（月）11時30分過ぎに菅 義偉官房長官が国民に向けて公表した新元号を「令和（れいわ）」。これから1か月後、アマチュア無線界でも、さまざまな場面で新元号が使われるようになる。無線従事者免許証、無線局免許状の「免許の年月日」の表記など、現時点で判明している情報をまとめた記事に関心が集まった。一方、「CQ ham radio」編集部は、“改元を記念するとともに、改元後のアマチュア無線のさらなる発展を願いつつ、読者の皆様のアクティビティー・アップを目指す”という趣旨で、5月1日からスタートする「新元号 令和アワード」を発行することを表明している。
新元号を発表する菅官房長官（NHKテレビの映像より）
2位は、4月1日のエイプリルフールにちなんだ話題。毎年、アイコム株式会社はウィットにとんだユニークな情報をこのタイミングでリリースしているので、楽しみにしている無線家も少なくないだろう。今回は「周波数0」「メリット0」「シグナル0」という“3つのゼロ”を実現した業界初となる、免許・資格不要の無線機「IC-0M」を開発したことをネタとして発表。同社は0MHzを使用することで、無線機はコンパクトなハンディサイズに収まることを発見し、わずか数日という異例のスピードで開発を完了したとしている。IC-0Mの基板上の部品点数は0でバッテリーレスで動作可能。交信時はIC-0Mを握りしめ、声を発するだけで誰とでも交信でき、発する声の出力を上げることで通話範囲を拡張できる。あくまでエイプリルフールのために考えに抜いたネタではあるが、あまりにリアル!?だったことから、最後の最後まで信じてしまったというハムも少なくなかったようだ。
3つの「ゼロ」を実現した業界初の無線機、IC-0Mの登場を伝えるアイコムの特設サイトより
続いて3位にランクインしたのは、「伊勢原警察署署長（神奈川県）に“モールス通信が好き”という1アマ小林氏が、千葉地方裁判所長に“無線が趣味”という合田氏がそれぞれ就任」。新年度を迎え、公務員の人事異動も多いこの季節。Webニュースサイトで、アマチュア無線の資格を持ち、アマチュアが趣味だという公務員の人事に関する記事が掲載された。神奈川県全域・東京都町田市の地域情報紙「タウンニュース」の2019年3月29日号（伊勢原版）インターネットニュースが、神奈川県警・伊勢原警察署署長に「1アマの資格を持ち、中学生から続けるアマチュア無線でとくに好きなのがモールス通信」という、小林千秋警視（54歳）が着任したと伝えた。また、産経新聞社のインターネットニュース「産経ニュース」2019年3月31日付け（千葉版）では、千葉地方裁判所所長に「趣味はアマチュア無線」という合田悦三氏（62歳）が就任したことを伝えた。
警察署署長と地方裁判所所長に“アマチュア無線が趣味”という公務員が着任し話題に
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1）【追記あり】＜5月1日から「令和アワード」も発行へ＞新元号は「令和」に決定!! アマチュア無線界への影響と対応は?
2）【エイプリルフール企画】＜ゼロなのに伝わる! 生で聞こえるコミュニケーション＞アイコム、究極の低周波数でコンパクト化したライセンスフリー無線機「IC-0M」を開発!!
3）伊勢原警察署署長（神奈川県）に“モールス通信が好き”という1アマ小林氏が、千葉地方裁判所長に“無線が趣味”という合田氏がそれぞれ就任
4）＜落成検査・変更検査は省略＞4月1日から「475kHz帯」が“アマチュア局の保証”の対象に!!
5）＜歯止めかからず、5か月連続で毎月1,000局以上減少＞総務省が2019年2月末のアマチュア局数を公表、前月より1,223局少ない41万3,967局
6）＜4月1日から15日まで＞JARL、430MHz帯D-STARレピータ局、430MHz帯アナログ（FM）レピータ局の開設・増設などを募集
7）＜2018年4月1日から3年間の交信が有効＞北海道命名150年記念アワード「武四郎の足跡をたどって」の受け付け6月1日から開始
8）＜再放送は4月21日（日）15:05から＞NHK総合テレビ「解体キングダム」、“終活”のため25m高のアマチュア無線用アンテナタワーを人力で解体!!
9）＜コメット株式会社の本社を訪問!!＞「月刊FBニュース」2019年4月1日号きょう公開
10）＜無線機器メーカーの記念局ではありません＞4月1日から12月31日まで、第25回 国際博物館会議京都大会記念局「8J3ICOM（固定）」「8N3ICOM（移動）」開局
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