本田技研工業株式会社は昨年(2018年)4月、携帯発電機の定番モデル「EU16i」をグレードアップした新製品「EU18i」を発売開始したが、今年(2019年)になって同機種の一部で燃料コック部分に不具合があり、最悪の場合は燃料が漏れる恐れがあることが判明した。そのため同社は2月28日からリコール(無償修理)を実施している。対象機種は3,897台。移動運用などにEU18iを使用中で、まだ修理を行っていないユーザーは至急の確認をお勧めする。
本田技研工業が告知したリコール情報から抜粋で紹介する。
★発電機「EU18i」の無償修理(改修の開始日:平成31年2月28日)
<概要>
◆不具合の部位(部品名):燃料コック
◆不具合の状況:
燃料コックを構成するプレートとボディの締結構造が不適切なため、高温環境下で使用するとプレートを固定するねじ座面が変形するものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、固定ねじが緩み、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがあります。
◆改善の内容:燃料コックを対策品と交換します。
◆所有者及び販売店に周知させるための措置:
・ダイレクトメール又は、電話等にて通知します。
・社告を新聞に掲載します。
◆対象範囲:
・型式:EAMT
・機種名:EU18i
・対象の製造番号の範囲及び製作期間:
EAMT-1007597~EAMT-1260242 平成29年11月17日~平成30年12月11日
・対象の台数:計3,897台
※対象範囲の一部には、改修対象ではない製品も含まれています。
◆ユーザー問い合わせ先:
Hondaお客様相談センター(パワープロダクツ)
フリーダイヤル 0120-112010
受付時間 9:00~12:00/13:00~17:00
同社は「ご愛用の皆様には大変ご迷惑をおかけ致しましたこと、心からお詫び申し上げます。リコール等に関するご質問は、Hondaお客様相談センターまでご連絡くださいますようお願いいたします」と呼び掛けている。詳細は下記関連リンク参照。
EU18iについてはこちらの記事を参照
<ハムに人気の発電機が“定格1.8kVA”にパワーアップ!!>ホンダ、正弦波インバーター搭載の発電機「EU18i」を新発売
●関連リンク:発電機 EU18iの無償修理(本田技研工業 パワープロダクツ)
●いったん広告です: