先週のアクセスランキング1位は、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が理事や社員など同連盟の関係者に配布した「平成30年度(2018年4月1日~2019年3月31日)事業報告」の中で、2019年3月7日現在のJARL会員数と年齢層別の構成、男女比、無線従事者資格別分布、QSLカード転送枚数などを公表したニュース。会員数は前年比587名の減少、QSLカードは国内が減るも外国向け転送が10%以上の増加など、JARLの最新データが判明し注目を集めた。なかでも正員の会員構成は、全体的に46歳以上から85歳に正員が集中し、40歳以下は合算してもわずか3.2%(1,778名=前年よりも119名減少)に過ぎなかった。70歳以上が24.6%(13,785名=前年よりも1,682名増加)も存在するのとは対照的だった。
続く2位は、主婦と生活社が運営するWebメディア「週刊女性PRIME」が、元NHK解説委員で放送ジャーナリストの柳澤秀夫氏(JA7JJN)に密着取材した記事。柳澤氏がジャーナリストとして活動するシーンのほか、プライベート関係の写真も公開され、東京都内の自宅に設置したクランクアップタワーやV・UHF帯の無線機がズラ~リと並ぶシャックも見ることができる。クランクアップタワーは最大21m高。上部にはマイクロ波用のパラボラを始めとする多数のアンテナが取り付けられ、その下(自宅の2階ベランダ)で柳澤氏がポーズを取っている。同氏の趣味は学生時代に始めたアマチュア無線。特にマイクロ波に熱心で、自作の無線機が「CQ ham radio」誌の表紙を飾ったことがあるほか、47GHz帯F3Eと77GHz帯F3Eでは交信距離225kmの日本記録(JARLの交信記録認定)のタイトルホルダーになっている。
3位は、フィリピンのアマチュア無線連盟(PARA)が、日本時間の4月22日(月)18時過ぎにフィリピン北部ルソン島で発生したマグニチュード6.1の地震よる災害に対応した支援通信を7.095MHz付近で行うため、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)に対し「7.095MHz付近をできるだけクリアにしてほしい」との協力要請を行った情報。報道によると、2019年4月22日(月)にフィリピン北部で起きた地震により、現地では建物が倒壊するなど大きな被害を受けている模様だ。すでに10名以上が死亡し、20名以上が行方不明との情報もある。JARLでは「フィリピンのアマチュア無線連盟PARAが7.095MHzで非常通信をおこなっている模様です」「日本のアマチュア無線家の皆さんも、被災地の混乱が収拾するまでのしばらくの間、非常通信に混信や妨害を与えないように十分に配慮してください」と呼びかけている。
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1)<会員数は前年比587名の減少、QSLカードは国内が減るも外国向け転送が10%以上の増加>JARLの最新「年齢層別会員構成」「QSLカード転送処理枚数」などが判明
2)<元NHK解説委員、“ヤナギー”の愛称で人気>Web版「週刊女性PRIME」、放送ジャーナリスト 柳澤秀夫氏(JA7JJN)の自宅シャックとアンテナタワー写真を掲載!!
3)<7.095MHz付近をできるだけクリアに!>フィリピンのアマチュア無線連盟(PARA)、 JARLに対し非常通信への協力要請
4)<平成最後のコンテスト! SSBの下限と上限の周波数逸脱に注意>JARL、4月27日(土)21時から24時間「第61回(2019)ALL JAコンテスト」を開催
5)4月6日、7日に実施した第一級アマチュア無線技士、第二級アマチュア無線技士国家試験の合格者発表
6)<違法な外国製「ドッグマーカー」を輸入・販売・修理>関東総合通信局、不法無線局を開設運用した法人と取締役を電波法違反容疑で地元警察署へ告発
7)<再放送は4月21日(日)15:05から>NHK総合テレビ「解体キングダム」、“終活”のため25m高のアマチュア無線用アンテナタワーを人力で解体!!
8)<卓上マイク、モービルマイク、変換コードなど>「アドニス」ブランドのアマチュア無線用機器、2019年5月1日から価格改定
9)<QRP(基本出力5W)のJARL特別記念局、トカラ列島口之島からの移動運用も!!>4月26日からQRPデー記念局「8J4VLP」「8J6VLP」「8J8VLP」「8J9VLP」が運用開始
10)<登録した“モールス信号”でも解錠OK!!>小型・軽量化したスマート南京錠「Tapplock lite(タップロックライト)」発売
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