先週のアクセスランキング1位は、6月に発売が予定されているC4FMデジタルモードに対応した144/430MHz帯ハンディ機、八重洲無線株式会社の「FT3D」に関する情報。タッチパネル操作対応のカラー液晶ディスプレイを装備し、0.5~999.9MHzの広帯域受信機能や2バンド同時受信も可能。最大79chの高解像度バンドスコープ機能のほか、内蔵のBluetooth機能でオプションのBluetoothヘッドセットが使用できるなど盛りだくさんな内容だ。C4FMユーザーが待ち望んでいた充実のスペックで、標準価格も既存モデルのFT2Dと同じ59,800円(税別)と変わらない。記事が公開されるとアクセスが急上昇! アクセスランキングでダントツの1位となった。関心の高さを物語るように、2位にも「FT3D」の関連情報が続いている。
3位は、米国エレクラフト社がデスクトップタイプのトランシーバー「K4」を発表したニュース。同機種は、ダイレクトサンプリング方式のSDR(Software Defined Radio)を採用し、160mバンドから6mバンドまでCW/SSB/AM/FM/DATAの各モードでカバーする100W機で、受信部は100kHz~54MHzを連続カバー。2波同時受信が可能。サイズは約343W×114H×254Dmm、重量は約4.5kgと、このサイズの無線機としてはIC-7300やIC-9700と同等レベルという軽量設計がなされている。エレクラフト社の製品らしく完成品以外にキット版も用意。なお、2019年5月17日(金)から19日(日)まで米国で開催されている「ハムベンション2019」の会場で実機がお披露目された。
米国エレクラフト社の新製品「K4」フロントパネル
続く4位は、5月1日以降の「令和」になって発給された「無線従事者免許証」に関する記事。“免許証の番号”欄には発行年度がわかる記号が記載されているが、4月1日から4月30日まで発給された「平成31年度」のものとは異なる記号「BR」が付与され、5月1日以降の「令和元年度」に発給されたものは「BS」という記号になっている。平成31年度の「BR」が記された無線従事者免許証の発給期間はわずか1か月間という短さで、ある意味レアな免許証といえるだろう。
令和元年5月10日に発給された第二級アマチュア無線技士の無線従事者免許証(読者提供)
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1)【追記:公式サイト(米国)に商品情報掲載!!】<カラー液晶、0.5~999.9MHzの広帯域受信機能>八重洲無線、C4FM対応の144/430MHz帯ハンディ機「FT3D」を発表へ
2)<今年3月15日に工事設計認証(技適)を取得>八重洲無線、ハンディ機の新モデル「FT3D」を開発中か?
3)<ハムベンション2019で公開へ>米国エレクラフト社、ダイレクトサンプリングSDR採用のHF/50MHz機「K4」を発表
4)<“免許証の番号”に特徴あり>読者提供!! これが「令和元年」の無線従事者免許証だ
5)<特集は「読者に役立つプチアイデア集」>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2019年6月号を刊行
6)<実在する会社名を騙るが、住所表記なし>何でも扱う詐欺サイト!? 「アマチュア無線」と検索すると見覚えのある無線機が多数ヒット
7)<異常伝搬で入感した海外局のデータを集大成>JVUDXC、「TV-FM 受信ガイド 2019」をPDFで無料公開中
8)<特別企画は「1200MHz ラグチュー用アンテナ製作3題」>CQ出版社が「別冊CQ ham radio QEX Japan No.31」を刊行
9)<アイデア次第で好きな機能を持たせてカスタマイズ>エレクトリックキーヤー「モールス信号シールドArduino UNO用」最新プログラムを公開
10)<バンド拡大の可能性を調査研究>佐藤秀幸氏(JJ1RUF)、「日本のローバンドの拡張を考える 平成29年電波利用調査結果の考察」を開設
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