総務省 近畿総合通信局は近畿情報通信協議会と共催で、2019年6月3日(月)に「令和元年度 電波の日・情報通信月間 記念式典」を行い、電波および情報通信分野の発展に貢献した個人及び団体などを表彰する。このうち「電波の日 近畿総合通信局長表彰」を受ける1個人3団体の中に、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)関西地方本部が含まれている。
総務省は毎年6月1日の「電波の日」と、5月15日から6月15日までの「情報通信月間」に合わせて、情報通信の発展に貢献した個人及び団体、デジタルコンテンツの今後の創作活動が期待される者に対して表彰を行っている。総務省本省では東京で実施する「中央式典」で総務大臣表彰などを行うほか、各地の地方総合通信局(沖縄は総合通信事務所)でも地方ごとの記念式典を実施し、地方総合通信局長などによる表彰が行われている。
今回、6月3日にホテルニューオータニ大阪で行われる、近畿総合通信局と近畿情報通信協議会の共催による、近畿エリアの「令和元年度 電波の日・情報通信月間 記念式典」では、JARL関西地方本部(代表:関西地方本部長 JR3QHQ 田中 透氏)をはじめとする1個人3団体が近畿総合通信局長から表彰されることになった。
近畿総合通信局の発表によると、JARL関西地方本部の表彰理由は「アマチュアガイダンス局を運用することで、アマチュア無線の運用の適正化に大きな役割を果たし、電波規正用無線局との合同運用にも積極的に応じるなど、管内における無線通信の秩序及び電波利用環境の維持に多大な貢献をされました」というものだ。
このほかの地方総合通信局でも「令和元年度 電波の日・情報通信月間」にちなんだアマチュア無線家の表彰が相次いでいるようだ。関東総合通信局管内では、神奈川県電波適正利用推進員協議会 会長(JARL神奈川県支部 技術指導委員長)のJH1OHZ 片倉由一氏が「長年にわたり神奈川県電波適正利用推進員協議会の会長を務め、関係団体と折衝し、電波の正しい利用方法とルールについて各自治体等と連携したイベントを企画するなど、良好な電波利用環境の維持及び協議会活動の発展に多大な貢献をした」として、関東総合通信局局長表彰を受けることになった。
なお、アマチュアガイダンス局と電波規正用無線局との合同運用の実績やリポートは、JARL Webの「地方総合通信局の電波規正用無線局とJARLのガイダンス局の連携運用」にも掲載されているので参考にしてほしい。
●関連リンク:
・令和元年度「電波の日・情報通信月間」記念式典を開催 -電波及び情報通信の発展に貢献された個人及び団体並びにデジタルコンテンツの今後の創作活動が期待される方を表彰-(近畿総合通信局)
・地方総合通信局の電波規正用無線局とJARLのガイダンス局の連携運用(JARL Web)
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