総務省は、1950(昭和25)年6月1日に「電波法」「放送法」「電波監理委員会設置法」が施行されことを記念して、6月1日を「電波の日」と定め、広く国民に電波利用に関する知識の普及・向上を図っている。今年も「電波の日」の6月1日(土)から10日(月)まで「令和元年度電波利用環境保護周知啓発強化期間」、同じく6月1日(土)から6月30日(日)までの6月中を「不法無線局対策強化期間」として、全国の各総合通信局、および沖縄総合通信事務所は捜査関係機関などと共同で、不法無線局の取り締まりが重点的に行われる。
総務省が発表した内容は以下のとおり。
総務省は「不法電波に待ったなし!」をキャッチフレーズに、令和元年6月1日(土)から同年6月10日(月)までを電波利用環境保護周知啓発強化期間として、電波利用環境保護に関する周知啓発活動を集中的・重点的に行います。
また、6月中の1か月間は、不法無線局の取り締まりを強化する期間として、良好な電波利用環境の整備を推進していきます。
1.電波利用環境保護周知啓発強化期間
(1)期間
令和元年6月1日(土)から同年6月10日(月)まで
(2)主な周知啓発活動
ア 各種新聞への広告掲載
イ 公共交通機関、駅等へのポスターの掲出
ウ 関係団体等に対してポスター及びリーフレットの配布
エ 全国の総合通信局(沖縄総合通信事務所を含む。)において電波教室などの周知啓発活動等を開催
(詳しくは、最寄りの総合通信局にお問い合わせください。)
2.不法無線局対策の強化
(1)期間
令和元年6月1日(土)から同年6月30日(日)まで
(2)強化活動
取り締まり強化期間として重点的に不法無線局の取り締まりを実施
3.協力省庁および団体(順不同)
警察庁、出入国在留管理庁、農林水産省、国土交通省、観光庁、環境省、海上保安庁、受信環境クリーン中央協議会、一般社団法人全国陸上無線協会、一般社団法人全国自動車無線連合会、一般社団法人全国漁業無線協会、一般社団法人全国船舶無線協会、一般社団法人日本アマチュア無線連盟、一般財団法人日本ラジコン電波安全協会、モータースポーツ無線協会、公益社団法人全日本トラック協会、公益社団法人全国産業資源循環連合会及び日本郵政株式会社
なお、2019年6月3日(月)には、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が東京都・大塚のJARL本部から「電波の日」を記念して「JA1RL」の特別運用を行う予定だ。
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●関連リンク:
・総務省 令和元年度電波利用環境保護周知啓発強化期間の実施-「不法電波に待ったなし!」-
・関東総合通信局 令和元年度 電波利用環境保護 周知啓発強化期間の実施
・近畿総合通信局 令和元年度 近畿総合通信局 重点施策
・四国総合通信局 不法電波に待ったなし!≪「電波利用環境保護周知啓発強化期間」及び「不法無線局取締り強化期間」のお知らせ≫
・九州総合通信局 令和元年度「電波利用環境保護周知啓発強化期間」の実施-「不法電波に待ったなし!」-
・北海道総合通信局 不法電波に待ったなし!― 電波利用適正化に向けた取り組みの強化 ―
・沖縄総合通信事務所 令和元年度電波利用環境保護周知啓発強化期間の実施
・総務省 令和元年度情報通信月間の実施-ICTで 人と地域の未来につながる やさしい社会へ-
・総務省 電波利用環境保護に関する周知啓発活動
・電波の日(ウィキペディア)
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