先週のアクセスランキング1位は兵庫県神戸市の通信機器メーカー、株式会社西無線研究所が胸ポケットに入る小型サイズの新スプリアス規格(新技適)対応ハンディCB(市民ラジオ)機「NTS111」を開発。まず製造を終えた50台が2019年6月13日に技術基準適合証明(技適)を取得し、予約していた購入希望者(入金順)へ向けて、6月17日から出荷作業が始まったというニュース。2018年11月5日、同社のTwitterアカウントで「NTS620のような27MHz CBトランシーバーを作ったら、需要有るかなあ…?」とつぶやいたことがきっかけに、“フリラー(ライセンスフリー無線愛好家)”の注目を集めて開発がスタート。このサイズで新スプリアス規格対応のCB機は初となるため、開発・製造段階から注目を集めていた。続く50台分も技適証明を受け発送準備中で、100台目以降の製造作業も進行中ということだ。
続く2位は「<本体サイズは約25×25×19mm>キーホルダー付き!! “世界最小”のHF帯モノバンドCW送信機、米国の通販サイトで発売中!!」というホットな話題。“世界最小サイズ”でキーホルダー金具付きのHF帯モノバンドCW送信機、「KeychainQRP」が米国の通販サイトで販売されている。160/80/40/20/17/15/10mという7つのバンドのバージョンがあり、サイズはそれぞれ約25×25×19mmと超小型。いずれも006P(9V)電池をつないで最大約160mW出力でのCW送信が可能という。送料は別途必要だが日本からも注文できるようだ。1台の価格は各バージョンとも日本円で4,489円、日本までの送料は1,685円と表示された(2019年6月16日現在)。YouTubeで「KeychainQRP」の送信風景の動画も公開されている。
3位には、1、2アマの通信教育講座と3アマ、4アマの養成課程講習会開催などで知られる株式会社キューシーキュー企画が、同社Webサイトのトップページに「6月19日(水)刊行の『HAM world 8月号』に衝撃のニュースが発表されます!」と題した“緊急告知”を掲載した記事。このニュースに関する同社の公式発表は2019年7月1日(月)を予定しているというが、先日公開された「HAM world 8月号」の表紙画像にはモザイク加工が施されて一部読めない部分があり、それとの関連も考えられていた。その後、同誌編集部はモザイク処理を施していない表紙画像をメディア向けに公表。表紙右下で画像処理されていたタイトル文字は「スクープ 4級アマチュア無線 eラーニング始まる 在宅で受講可」というもので、キューシーキュー企画が新たに第4級アマチュア無線技士のeラーニング養成課程を開始するという内容であることが判明した。同誌によると、キューシーキュー企画は2019年9月中旬から“業界初の4アマeラーニング養成課程”を開始する予定だと伝えている。
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1)<技適取得第一弾の50台>西無線研究所、新製品のハンディCB機「NTS111」の出荷作業を開始!!
2)<本体サイズは約25×25×19mm>キーホルダー付き!! “世界最小”のHF帯モノバンドCW送信機、米国の通販サイトで発売中!!
3)【追記:モザイクの文字判明】<あの“表紙モザイク”と関連か?>キューシーキュー企画、「HAM world 」8月号誌上で“衝撃のニュース発表”を緊急告知
4)<特集「10Wで世界と交信できるデジタルモード! 今から始めるFT8」ほか>電波社、「HAM world(ハムワールド)」2019年8月号を6月19日(水)に刊行!!
5)<無線局免許状に記載されていない周波数を使用>関東総合通信局、埼玉県本庄市のアマチュア局免許人(3アマ、4アマ)に対し42日間の行政処分
6)<アマチュア局、ついに41万局割れ>無線局等情報検索(6月17日時点)、アマチュア局が1週間で340局減少し「409,972局」
7)<対象店での書籍購入でオリジナル・ステッカーをプレゼント>CQ出版社「アマチュア無線書籍フェア」を7月21日まで開催中
8)<IOTA AS-105から6月22日~23日に運用>今年も韓国から50MHz帯の特別局「6M6M」がQRV!!
9)<警視庁生活安全部保安課ほか3警察署と共同取り締まり>関東総合通信局、東京都江東区・国道357号線において電波法違反容疑で3名を告発
10)【追記あり】<6月23日の「第8回定時社員総会」で討議>JARL理事2名の解任を求める「社員提案権行使書」の内容と当事者らの“反論”を全文掲載
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