7月3日、4日の両日、東北総合通信局は海上保安庁第二管区海上保安本部青森海上保安部と共同で、青森県むつ市の大畑港などにおいて船舶(漁船)に開設した不法無線局の取り締まりを実施し、不法無線局(船舶無線、アマチュア無線、簡易無線)を開設していた、5名を電波法違反容疑で摘発した。
東北総合通信局が発表した内容は次のとおり。
東北総合通信局は、7月3日(水)および4日(木)、青森海上保安部と共同で、青森県(むつ市大畑港など)において船舶に開設した不法無線局の取り締まりを実施し、5名を電波法違反容疑で摘発しました。
1.被疑者の概要等
・漁船に不法船舶用無線局を開設していた青森県むつ市在住の男性(72歳)
・漁船に不法アマチュア無線局を開設していた青森県むつ市在住の男性(43歳)
・漁船に不法簡易無線局を開設していた青森県むつ市在住の男性(70歳)
・漁船に不法アマチュア無線局および不法船舶用無線局を開設していた青森県下北郡大間町在住の男性(68歳)
・漁船に不法船舶用無線局を開設していた青森県下北郡大間町在住の男性(46歳)
<不法無線局に係る法律の適用条項(抜粋)>
第4条(無線局開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。
第110条第1号(罰則)
電波法第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
東北総合通信局は「電波利用環境保護のため、今後も捜査機関の協力を得て、不法無線局の取り締まりを行っていく方針です」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・東北総合通信局 電波法違反の容疑で5名を摘発-青森海上保安部と共同取締り-
・海上保安庁第二管区海上保安本部青森海上保安部
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