先週のアクセスランキング1位は、2019年6月30日(月)21時からテレビ朝日系の地上波で再放送されたアニメーション映画「君の名は。」(原作・監督・脚本:新海 誠)に関する記事。2016年8月に東宝系で公開された「君の名は。」は、国内興行収入が250億円を突破、日本映画史上では歴代2位を記録する大ヒットとなった。公開当時からアマチュア無線家を中心に話題となっていた作品で、その映像には主人公の一人、女子高校生の三葉(みつは)が通う高校の部室(元はアマチュア無線部室でもあったが、廃部のため閉鎖されている)に、TS-520S+VFO-520など懐かしいアマチュア無線機が多数見られ、近くの本棚には月刊誌「ラジオライフ」に似た背表紙がズラリと並んでいる光景も…。hamlife.jpがラックに設置されているアマチュア無線機を独自検証してまとめたのが本記事だ。物語のクライマックスになると、「重畳周波数」という検索キーワードによるアクセスが急上昇した。
6月30日(月)21時からテレビ朝日系の地上波で、アニメーション映画「君の名は。」が放送された
続く2位は、「<来年の『ハムフェア2020』は“引き続き開催に向けた検討を行う”>JARL、第45回理事会報告を会員専用ページに掲載」。一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、2019年6月23日(日)の第8回定時社員総会の開催直前に施設内で第45回理事会を開催し、7月2日(火)にその報告をWebサイトの会員専用ページで公開したニュース。同理事会では「D-STARガイドラインの一部改正について」「QSOパーティ規約の一部改正について」「IARU新規加盟連盟の承認について」という3つの議題が討議された。さらに来年の「ハムフェア2020」の開催についてを協議し『引き続き開催に向けた検討を行い、次回の理事会に諮ることとした』と記している。多くの無線家の関心事!?だったのは、やはりオリンピックの影響で「ハムフェア」が来年開催されるか否か…だろう。準備期間に半年以上かかるため、それほど猶予がないのが現状だ。
昨年の「ハムフェア2018」の様子。東京オリンピック・パラリンピック開催の影響で会場の確保が難しく、来年の「ハムフェア」は行われるか心配されている
3位は、アマチュア無線のとして、国内で以前発給されていた「7J」で始まるプリフィックスを付した「7J2YAC」無線局免許状の記載事項を解説した記事。総務省(当時は郵政省)から外国人(外国籍のハム)に発給されていた「7J」で始まるコールサイン。外国籍のハムの個人局には1985(昭和60)年から、社団局には1993(平成5)年から同プリフィックスによる発給が始まったが、1999(平成11)年で新規の発給は終了している。当時の郵政省東海電気通信監理局から発給された社団(クラブ)局「7J2YAC」の無線局免許状コピーを関係者から入手することができたため、アマチュア無線のコールサイン研究の第一人者、本林良太氏(JJ1WTL)に解説してもらった。英語併記のほか、免許番号が「TOK」で始まっている(通常は「海A」などで始まる)など興味深い記載がある。
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1)<懐かしいアマチュア無線機が多数登場。クラスメートは「ラジオライフ」愛読者!?>アニメーション映画「君の名は。」、6月30日(日)21時からテレビ朝日系で放送
2)<来年の「ハムフェア2020」は“引き続き開催に向けた検討を行う”>JARL、第45回理事会報告を会員専用ページに掲載
3)<英語表記や免許番号が「TOK」で始まる…etc.>外国人に発給されていたプリフィックス「7J」、社団局「7J2YAC」の免許状を考察
4)<新連載 “IC-9700レビュー ファミリーで移動運用”スタート>「月刊FBニュース」2019年7月1日号きょう公開
5)【写真投稿】6月30日(日)開催、JARL茨城県支部主催「2019いばらきハムの集い」リポート
6)<ほぼリアルタイムなデータで判明>無線局等情報検索(7月1日時点)、アマチュア局が1週間で386局減少し「409,360局」
7)<「懐かしいアマチュア無線機が見られるミュージアム訪問」ほか>JARL、PC版/スマホ版「電子版JARL NEWS」2019年夏号を公開
8)<YouTube中継も…「アレキサンダーソン日」記念運用>世界遺産のヴァールベリ無線局(SAQ)、6月30日(日)に超長波の17.2kHzでオンエアー
9)<厳戒態勢「G20大阪サミット」のなか>大阪府警察、右翼団体構成員を電波法違反容疑で現行犯逮捕!「アマチュア無線を聞くため」と供述
10)<“免許証の番号”に特徴あり>読者提供!! これが「令和元年」の無線従事者免許証だ
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