一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)では毎年「ハムフェア」の開催に併せて、「自作品コンテスト」を実施している。「規定部門」のテーマは毎年変わり、今年のテーマ「50MHz帯関連機器」だった。今回の応募には「規定部門」25作品、「自由部門」8作品が集まり、第1次審査(書類審査)、第2次審査(実作品で審査)を経て、各部門の入賞作品がこのほど決定した。入賞作品はハムフェア2019会場内で展示され、受賞者は同会場のイベントコーナーで表彰状が授与される。
JARLでは「アマチュア無線に関する機器などを自作して、そのアイディアや技術を競い、アマチュア無線の技術の向上に役立てる」ことを目的に、毎年「ハムフェア」の開催に併せて「自作品コンテスト」を実施している。
参加部門は毎年テーマの変わる「規定部門」と、「自由部門」の2つ。今年の「規定部門」は愛好家も多い6mバンドの「50MHz帯関連機器」ということで、送受信機、アンテナ、アクセサリーなど多くの作品が集まった。そしてもう1つの「自由部門」は、一般の応募は「アマチュア無線に関する機器など」、小・中学生が応募する場合は「電子工作機器」が対象となる。
今年の自作品コンテストでは「規定部門」に25作品、「自由部門」に8作品が集まり、第1次審査(書類審査)に合格した作品の中から、実作品で審査する第2次審査を行った結果がこのたび発表された。
「規定部門」における「最優秀賞(総務大臣表彰予定)」の該当作品は、島田亮一氏(JA9YZ)製作の「50MHz PWM 100W AMトランシーバ」。「優秀賞」には、服部 裕氏(JA1UHJ)製作の「6m SSB/CW トランシーバ」、髙野順一氏(JA8CXX)製作の「50MHz DSB 10mWトランシーバー」、菅野正人氏(JR8DAG)製作の「木製ケースの6m QRP AMトランシーバー(JR8DAG-6AM2020W)」となった。
詳しくは、下記の関連リンク「ハムフェア2019 自作品コンテスト入賞作品」で確認すると、それぞれの作品について「おもな特徴」とともに、写真入りで紹介されている。
なお、表彰式が行われるイベントコーナーは、「【ハムフェア2019】<事前にチェック!会場内のブース配置図(暫定版)>223団体が参加する『ハムフェア2019』企業、クラブ出展ブースの小間割りが判明」の既存記事(2019年7月25日記事)で場所の確認ができる。
●関連リンク:
・ハムフェア2019 自作品コンテスト入賞作品(JARL Web)
・ハムフェア2019 自作品コンテスト実施要項(JARL Web)
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