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<スマートフォンに対応、データはクラウドに保存>ブラウザで動作するアマチュア無線/ライセンスフリー無線のログツール「AirHamLog」登場!!

JJ1SXC 森川公康氏がアマチュア無線・ライセンスフリー無線のログ(無線業務日誌)作成に特化したツール「AirHamLog(エアハムログ)」β版を公開した。インターネットに接続したパソコンやスマートフォンのブラウザ上から手軽にログデータの入力/閲覧が可能で、データはすべてクラウド上に保存される。またADIF形式のログデータのインポート/エクスポートにも対応している。利用料は無料で、すでに160名を超える無線ファンが登録している。

 

 

スマートフォンでAirHamlogに交信データを入力中のイメージ

ブラウザでアクセスできるAirHamlogのログ作成画面

AirHamlogで入力した交信データの一括表示画面

 

 

 森川氏から寄せられたプレスリリースとWebサイトの情報を整理して「AirHamLog」を紹介しよう。ちなみにこのログの「周波数帯」の選択肢には各アマチュアバンド(135kHz~10.4GHz)だけでなく、ライセンスフリー無線用に「デジタル簡易(351MHz)」「特定小電力(422MHz)」「CB(27MHz)」「デジタル小電力コミュニティ(142/146MHz)」という項目も装備されている。

 

アマチュア無線・ライセンスフリー無線のログ作成に特化したツール
AirHamLog

 

「AirHamLog」はアマチュア無線のログ作成に特化したブラウザ内で動作するアプリケーションです。従来のログツールで解決できなかった、「異なるPC環境(Windows/Mac)から同じログを操作したい」「外出先からも、スマートフォンやタブレットを使って簡単にログを確認・作成したい」といった課題に対応することを狙いとしています。現在ベータ版として、すべての機能を無料でお試しいただけます。

 

 なお、本サービスは「TurboHAMLOG」とは無関係ですが、TurboHAMLOGの作者であるJG1MOU氏のご厚意により、名称「HamLog」の利用許可をいただいております。

 

◆「AirHamLog」の特徴

 

・CSVのインポートに対応
 AirHamLogはCSVファイルのインポートに対応しています。現在利用しているツールから出力したCSVをAirHamLog にインポートすることで、これまでのログ資産を使い続けることができます。ADIFファイルもサポート予定です。

 

・QSLカードの出力機能
 AirHamLogはPDF形式の QSLカード出力に対応しています。交信時刻・RSTレポートなどの情報はログを元に自動記入されます。規格準拠サイズ(148mm x 100mm)で生成されるため、そのまま印刷してご利用いただくことが可能です。

 

・データのクラウド保存
 データは全てクラウド上に保存します。自宅以外の場所からもインターネット環境さえあればログの閲覧・作成が可能です。データの保全には万全を尽くしていますが、ADIFファイルの出力機能を使ってバックアップを行うことも可能です。(ADIFのインポートにも試験版ながらも対応いたしました。TurboHAMLOGからADIFをエクスポートできれば、本機能を使って過去ログのインポートが可能になります)。

 

・スマートフォン対応
 すべての機能がブラウザ内で利用できるため、多種多様なデバイスからお使いいただけます。Windows / Mac機はもちろん、多くのスマートフォンやタブレット端末での動作を確認しています。また、煩雑なソフトウェアのインストールも不要です。

 

 

スマートフォンで入力中の画面

 

・コールサイン検索・JCC/JCG検索
 総務省のDBに保持されている情報と照合して、ログ作成画面で入力されたコールサインの一部を使い、局免許記載の常置場所・免許年月日情報を自動表示します。また、QTH入力欄でもJCC/JCGの検索に対応しており、交信地の一部入力による検索・補完が可能です。

 

コールサインの一部を入力すると総務省のデータベースに接続して候補が表示される

地名を入力するとJCC/JCGナンバーの候補が表示される。またナンバーの一部を入力して候補を表示させることも可能

コールサインを入力すると、その局との過去の交信データも表示可能

 

・利用料無料
 現在 AirHamLogのアプリケーションはβ版として公開しており、すべての機能を無料でご利用いただけます。将来的に有料のプランを用意する可能性はありますが、ユーザーの事前の同意なく課金を開始することはありませんのでご安心ください。

 

・強固なセキュリティ
 本ソフトウェアで利用されるあらゆる通信は、SSL技術により暗号化されています。また、運営チームには経済産業省認定の情報処理安全確保支援士が在籍しており、定期的なセキュリティリスクの検証・対応を実施しています。

 

・SNSログイン
 このサービスを利用するために、新たにアカウントを作成する必要はありません。メールアドレス・パスワードによる登録の他に、お持ちのFacebook・Googleアカウントを使った会員登録・ログインが可能です。

 

AirHamlogのWebサイトより

 

 AirHamlogの詳細、会員登録などは下記関連リンク参照のこと。またTwitterアカウントの @air_hamlog でも情報発信が行われている。

 

 

【追記 8月16日16時30分】
開発者のJJ1SXC 森川氏から「きのう、AirHamLogユーザーの有志の方が、TurboHAMLOGからAirHamLogにデータを移すためのCSV変換ツールを作成して下さいました」との追加情報が届いた。詳細は下記URL参照。
https://twitter.com/air_hamlog/status/1162189251447947264?s=21

 

 

 

●関連リンク:
・AirHamLog
AirHamLog – アマチュア無線ログツール(Twitter)

 

 

 

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