あびゅうきょ工房を運営する安部幸雄氏(JH1EAF)は、2019年8月31日(土)、9月1日(日)に東京ビッグサイトで開催される「ハムフェア2019」に出展する「秋葉原BCLクラブ」(ブース番号:C-059)において、BCL、ラジオ、遠距離受信、アマチュア無線を題材に、漫画、イラスト、コラムなどで紹介する同工房が編集・発行の小冊子(同人誌)を有料頒布する。また、ブース内で144/430MHz帯FMのハンディ機と特定小電力無線により移動運用を予定。交信証(QSLカード)として、今回の冊子の表紙イラストをデザインした2種類のハムフェア2019記念QSLカードを発行する予定だとしている。
あびゅうきょ工房を運営する安部幸雄氏(JH1EAF)は、「あびゅうきょ」のペンネームで活躍する漫画家だ。その作風は、緻密な描写と現代社会を鋭く風刺した作品は印象に残りインパクトがある。ファンも多い。
今回、人気の小冊子「LOVE RADIOシリーズ」の第1巻から第3巻まで(各500円)と、オリジナル書き下ろしの最新作「安比奈乙女通信隊記」(500円)などを有料頒布する。
頒布価格およびページ数、目次は以下のとおり。
●LOVE RADIOシリーズ(第1巻から第3巻まで)
サイズ:A5
総ページ:36ページ(第1巻)/42ページ(第2巻)/40ページ(第3巻)
頒布予定価格:各500円
●安比奈乙女通信隊記
サイズ:A5
総ページ:34ページ
頒布予定価格:500円
内容:
架空の戦後日本。利根川を境として、北は共産主義政権の「日本人民共和国」、南は諸国の皇室が連合した「日本皇国連邦」として分断された世界。
皇国連邦に所属する入間皇国最北端、北との非武装地帯に隣接する一角に安比奈宮と呼称される聖域があった。
入間川南岸に位置し、太古から賽の河原として聖域化されてきた場所。近代になると安比奈宮まで専用線が開通、彼岸となれば大量の死者を火葬し、弔い人が参拝する大斎場として賑わった。
生者と死者が交錯する安比奈宮。いつしかここに到れば永遠の花嫁が待っているという都市伝説が生まれ、恵まれない独身男性が生きて火葬を望む迷信『死嫁婚』まで勃興した。
しかし、半世紀前に起こった国境紛争でこの安比奈宮は酷く破壊された。この紛争以降、安比奈一帯は不発弾や地雷原が放置されたまま、一切の人の立ち入りが禁じられてしまった。
こうして安比奈宮は荒廃し、弔いの儀も途絶えたまま、死者の亡霊が彷徨う荒野と化し、人々の記憶から遠ざけられていった。
それから四半世紀余。戦後75年を経て連邦の元号が「阿久」と改まった2020年初夏。
突然、この「忘れられた聖地」に召集された入間皇国陸軍予備役の少女達が派遣されることになった。だが、彼女達にその本当の目的は知らされていない。
なお、あびゅうきょ工房を運営する安部幸雄氏(JH1EAF)がいる「秋葉原BCLクラブ」のブース番号「C-059」は、「【ハムフェア2019】<事前にチェック!会場内のブース配置図(暫定版)>223団体が参加する『ハムフェア2019』企業、クラブ出展ブースの小間割りが判明」の既存記事(2019年7月25日記事)で場所の確認ができる。
●関連リンク:
・あびゅうきょ公式ホームページ
・あびゅうきょ(ウィキペディア)
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