戦後、任意団体だった時代の日本アマチュア無線連盟(JARL)の役員や、1959(昭和34)年の社団法人認可直後にJARLの副会長を2期務めたJA1AA 庄野久男氏が、2019年8月19日に100歳で逝去された。庄野氏は1918(大正7)年生まれ。1938(昭和13)年にアマチュア無線の免許を取得し、戦前は「J2IB」のコールサインで活動。戦後は1952(昭和27)年にアマチュア無線が再び許可された際に、関東エリアの再開後第1号を意味する「JA1AA」のコールサインが電波監理委員会(当時)から交付。DXからQRPまで多岐にわたり活躍した。
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が8月21日夕方に公表した「【訃報】JA1AA 庄野久男氏」は以下のとおり。
■【訃報】JA1AA 庄野久男氏
JA1AA 庄野久男 氏(100歳)が、8月19日に逝去されました。
庄野久男氏は、戦前よりアマチュア無線局を開局し、戦後はアマチュア無線再開のために尽力され、昭和27年にコールサイン「JA1AA」を取得、昭和34年にはJARL副会長に就任され、アマチュア無線の普及・発展に多大な貢献をなされました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
(JARLでの主な略歴)
昭和34年6月 JARL副会長(2期)
この他、対外国委員会、周波数委員会、QSL委員会などの委員を歴任
庄野久男氏の逝去に心からお悔やみ申し上げます。(hamlife.jp)
●関連リンク:
・【訃報】JA1AA 庄野久男氏(JARL Web NEWS TOPICS INFORMATION )
・関東のハム達。庄野さんとその歴史(BEACON)
・中日新聞 JA1AA氏(聚 糧)
・アマチュア無線技士(ウィキペディア)
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