アイコム株式会社は2019年8月20日、同社Facebookページで今年の「ハムフェア2019」会場で発表する新製品とみられる画像の一部を公開した。「Be Active!」というキャッチフレーズと画像から読み取れる情報を手掛かりにhamlife.jpスタッフがこの機種を大胆に(?)予測してみた。
アイコムは2016年と2017年の2回、ハムフェア会場で発表する新製品の“シルエット画像”のみを事前にFacebookページで披露して話題を集めた。また2018年はハムフェア開催直前に会場で発表する製品の機種名(IC-9700、IC-DRC1)と写真を公表した。
「さて、今年のハムフェア2019はどう来るかな?」とhamlife.jpスタッフが期待していたところ、8月20日の夕方にFacebookページで「Be Active!」というキャッチフレーズとハムフェアの開催日程などが書かれた画像が公開された。
公開された画像を見ると、両端に無線機のフロントパネルの一部と思われる線画が入っている。左右が入れ替わっているようだが、無線機の左端(この画像では右側)には「TWIN PBT」「AF/RF/SQL」と書かれた2つのツマミと「POWER」「VOX」「CALL」というボタン類がある。またVOXボタンの上には「BK-IN」、CALLボタンの上には「DR」という表示も見られる。ここからSSB/CWとD-STARに対応したモデルであると推測できる。
また無線機の右端(この画像では左側)は大型のメインダイヤルが下部にあり、上部は前面スピーカーと思われるスリットが見える。メインダイヤルの上に2つのインジケータか小型ボタンがあるが、その文字を読むことはできなかった。
これらのことや「Be Active!」という意味深なキャッチフレーズから、hamlife.jpスタッフは「SSB/CWやD-STARにも対応したHF~UHF帯ポータブル機」か、チューナー内蔵で本格QRP運用からHF歩行運用まで実現した10W機“IC-703”のような「移動運用を前提にした機動性に優れたオールモード機(IC-7100の後継機的な位置付け?)」のいずれかを発表するのではないかと推測した。もしバッテリーを本体に内蔵可能な肩掛け式のポータブル機だとすると、アイコムではIC-505以来、実に37年ぶりの登場となる。
はたして今年のアイコムが発表する機種はどのようなものだろうか(hamlife.jpスタッフの推測は当たるだろうか?)。アイコムのFacebookページでは、今後もハムフェア2019に向けた情報を発表していくと思われる。今後も引き続き注目すると同時にハムフェアの同社ブースも忘れずに足を運びたい。
なお、「アイコム」のブース番号「D-01」は、「【ハムフェア2019】<事前にチェック!会場内のブース配置図(暫定版)>223団体が参加する『ハムフェア2019』企業、クラブ出展ブースの小間割りが判明」の既存記事(2019年7月25日記事)で場所の確認ができる。
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