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【ハムフェア2019】<“BCL少年のバイブル本”が懐かしい表紙で帰ってくる!!>電波新聞社が「令和版 BCLマニュアル」を9月6日に刊行、ハムフェア会場で先行販売

「BCLブーム」の真っ只中だった1975~1980年に3回発行された、電波新聞社の別冊本「BCLマニュアル」を覚えているだろうか。“BCLの神様”と言われた放送評論家の故 山田耕嗣氏(旧コールサイン:JH1KFY、JR3RMJ)の執筆で、世界中の放送局の紹介や受信テクニック、受信報告書の書き方などの情報が満載、インターバルシグナル(IS)を収めたソノシートやベリカードポスターが付録についてきた“BCL少年のバイブル本”だ。同書がこのほど最新の内容にバージョンアップし「令和版 BCLマニュアル」というタイトルで復刊、2019年9月6日に発売されることになった。また8月31日(土)~9月1日(日)に開催される「ハムフェア2019」会場内の電波新聞社ブース(ブース番号:B-02)で先行発売される予定だ。

 

 

「令和版 BCLマニュアル」表紙

 

 

 電波新聞社が発表した「令和版 BCLマニュアル」の内容は次のとおり。1975~1980年の「BCLマニュアル」を担当した電波新聞社の編集者が本書にも関わり、山田耕嗣氏が当時執筆した原稿のほか、日本短波クラブや秋葉原BCLクラブなど現在も活動を続けているBCL団体や個人が協力。さらに台湾国際放送や総務省へのインタビュー取材も行っている。残念ながらISを収めたソノシートやベリカードポスターは付録になっていないようだ。

 

だれでも聴ける世界の放送「令和版 BCLマニュアル」

 

電子工作マガジン 2019年10月号別冊
山田耕嗣/原著
電子工作マガジン編集部/編
価格:2,200円(税別)
版型:A5版
総ページ数:240ページ

 

「BCLの神様」と言われた山田耕嗣先生のスピリッツを引き継いだ筆者陣が、先生のものを基本とし、現代版として蘇らせました。

 

<記事内容>

 

★巻頭カラー
・懐かしい新旧海外局ベリカード、珍品ベリカード、主要旧BCL受信機紹介、最新中国製BCLラジオを使ってみる、海外放送局を訪ねて(台湾国際放送他)ほか

 

★序章 山田耕嗣先生とBCL
・山田 耕嗣先生の思い出:先生とお付き合いのあったかたからの寄稿(尾崎一夫さん他)

 

★第1章 BCLの楽しみかた
・1978年刊行のBCLマニュアルよりリバイバル掲載(山田耕嗣先生筆、編集部・別筆者補筆)

 

★第2章 電波の知識
・周波数と電離層伝搬、季節と入感状況、特殊伝搬(山田耕嗣先生筆、編集部・別筆者補筆)

 

★第3章 日本語放送のすべて
・最新短波放送バンド紹介(昔と変わらない部分は、山田先生の原稿。最新情報は別筆者)
・戦前・戦中の日本の対外放送
・海外コミュニティFM局の日本語放送

 

★第4章 中波局やFM局を受信しよう
・AM局、路側ラジオ、FM放送、FM補完放送、V-Lowマルチメディア放送、コミュニティFMの聴きかたと最新情報

 

★第5章 公益・業務無線局とアマチュア無線局
・公益・業務無線局の種類、アマチュア無線のバンドと電波型式、特殊な無線局・放送局の受信

 

★第6章 受信設備のすべて
・最新受信設備のすべて(一部山田先生の原稿を復刻)
・各社最新のDSP受信機、SDR受信機、受信アンテナ、受信アクセサリの紹介とシャック構成例

 

★第7章 BCL実践ガイド(一部山田先生の原稿を使用)
・ベリカード、電子ベリカード、受信報告書の書きかた、ログの書きかた、放送局名の確認方法、BCLペディション、BCLクラブ紹介

 

★第8章 BCLに便利な機器を自作しよう
・ビートサプレッサ、受信用アンテナカップラ、アンテナコネクタの接続

 

★第9章 資料編 BCL・SWLに役立つデータ
・世界コールサインプリフィックス割り当て表、主要BCL・SWL用語、Q符号、モールスコード、英文・和文フォネティクコード一覧、主要言語受信報告書フォーム(英、独、仏、スペイン、中文簡体、中文繁体、ロシア語、韓国語)、主要BCL・SWL機器販売店一覧、その他

 

★コラム
 懐かしの海外日本語放送局を訪ねて(台湾国際放送ほか)、海外日本語FM放送、総務省インタビュー「コミュニティFM局増加の目的」、コミュニティFM局開局までほか

 


 

令和版 BCLマニュアル復刊物語
(電波新聞社特別相談役 電子工作マガジン編集長 JA1NZH 大橋太郎)

 

◇BCLマニュアル復刊のきっかけ
 2018年8月25~26日、東京ビッグサイトで開催された“ハムフェア2018”に、電波新聞社は久しぶりにブースを出展し、26日に、私は数十年ぶりにステージイベントも行ないました。

 

 今は、入門者向けの定期発行のエレクトロニクス雑誌としては唯一となった『電子工作マガジン』を発行しており、日本アマチュア無線連盟の玉眞博義専務理事(当時)から「以前のように、初心者や、幅広い層をハムフェアに集めてほしい」との要望もいただき、イベントに合わせてアマチュア無線の入門誌『アマチュア無線開局・運用マニュアル』を発刊したことも出展の契機でした。

 

 ステージでは私が編集長をさせていただいていた『ラジオの製作』の元筆者だった羽根田 新氏がMCを担当、高野 章氏や、今をときめくITジャーナリスト三上 洋氏などラ製軍団も登場。「若い人を育ててエレクトロニクス国家再生を」と、電子ホビー70年の軌跡のプレゼンテーションを展開しました。

 

「ハムフェア2018」のステージイベントに登壇した大橋太郎氏。左はシャンソン歌手のJH1WWS 青木小夜子。かつて大橋氏が担当した電波新聞社のアマチュア無線月刊誌「ハムライフ」で連載を行っていた

 

 その様子を見ていた尾原 栄氏が、HCJBの尾崎一夫先生に報告したところ「タロベイさんが頑張っているなら番組に出てもらおう」ということになり、今年の正月番組に出させていただく運びになりました。

 

 これを契機に編集部の中で、私が編集を担当した「山田耕嗣先生の名著『BCLマニュアル』を復刊しよう」との機運が高まり、多くの現役BCLの皆様の献身的な協力をいただき『令和版 BCLマニュアル』を“ハムフェア2019”開催日の8月31日に発刊することになりました。

 

◇BCLマニュアル初版の思い出
『BCLマニュアル』の初版は1975年12月に発行されました。山田耕嗣先生と「BCLの入門者にも、ベテランにも役立つ、資料満載の本を出版しよう」と決めてから2年かけて執筆と資料集めと編集作業が行われました。

 

 発刊4か月前に私は「専従」を宣言。夕方になると山田先生のご自宅にうかがい、朝方書きあがった原稿をいただいて編集部にもどり、編集作業をする日々を過ごしました。

 

 当初はインターバルシグナルの楽譜を掲載する予定でしたが「楽譜が読めない読者のために」と急遽ソノシート(レコード)を付録につけることにするなど、校了寸前まで山田先生は手をぬきませんでした。

 

 人気筆者の皆川隆行先生は、この本のために世界初の富士山頂BCLペディションを敢行、高田継男先生はアンテナなど技術の記事の監修をしてくださいました。

 

『BCLマニュアル』は発刊直後に完売。版を重ね195,000部のヒットとなり、その後『新BCLマニュアル』も発行しました。山田、皆川、高田先生は、私たちに、若い世代に、エレクトロニクス技術や世界各国との交流の方法を、わかりやすく伝える術を、身をもって教えてくださいました。

 

 令和元年に、編集者として初心に戻る機会をくださった多くの皆さまに感謝しています。では令和版『BCLマニュアル』をお楽しみください。そして一人でも多くの令和時代に成長する子供たちに、ラジオを聞く楽しみを伝えてください。

 


 

 

 同書の購入には下記のAmazonリンクが便利で確実だ。

 

 

 

 

 

 なお、「電波新聞社」のブース番号「B-02」は、「【ハムフェア2019】<事前にチェック!会場内のブース配置図(暫定版)>223団体が参加する『ハムフェア2019』企業、クラブ出展ブースの小間割りが判明」の既存記事(2019年7月25日記事)で場所の確認ができる。

 

 

 

 

 

●「ハムフェア2019」情報提供のお願い(このバナーをクリック!)

 

 

 

●関連リンク:電子工作マガジン(電波新聞社)

 

 

 

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