ハムフェアのお楽しみの1つに、無線従事者免許証を持参したJARL(一般社団法人 日本アマチュア無線連盟)会員であれば、JARL特別記念局「8J1HAM」からのオペレートができる特典が挙げられる。毎回、開場とともにオペレートの時間枠が埋まってしまう超人気ぶりだ。一方、出展者が関係する「8J」「8N」で始まるコールサインの記念局や、出展ブースの社団局も精力的に運用を行っていた。ハムフェア中にhamlife.jpが確認できた記念局、社団局など、記念局etc.運用の様子を2回に分けてピックアップ。まずは「8J1HAM」を含めた8局を紹介しよう。
●ハムフェア2019JARL特別記念局「8J1HAM」
12時台は女性ハムの優先受付時間帯「YLタイム」を設け、各バンド、各モードで運用が行われた。
●松戸アマチュア無線クラブ設立60周年記念局「8N1MRC」
松戸アマチュア無線クラブはクラブブース(ブース番号:C-041)に出展したが、スペースの関係で「8N1MRC」の運用は会場周辺から神出鬼没で行われた。あらかじめ案内された「144.74MHz/FM」のほか、430MHz帯のFMでもオンエアー。その場でQSLカードを発行。
●東海ハムの祭典PR特別記念局「8J2TKI」
JARL東海地方本部(ブース番号:J-46)からオンエアー。
●池田市市制80周記念局「8N3I80A」
●大阪府電波適正利用推進員協議会「8N3DNP」
●京都橘中学校・高等学校 ARISSスクールコンタクト「8N3KT」
JARL関西地方本部(ブース番号:J-46)からは3局が代わる代わる運用を行っていた。
●2019全日本ARDF競技大会記念局「8J8ARDF」
ARDF(Amateur Radio Direction Finding)のクラブブース(ブース番号:J-31)からオンエアー。
●TIARA 東京国際アマチュア無線愛好会「7J1YAA」
外国人(外国籍のハム)に対して発給された「7J」で始まるコールサインの社団局。外国籍のハムの個人局には1985(昭和60)年から、社団局には1993(平成5)年から「7J」プリフィックスによる発給が始まったが、1999(平成11)年で新規の発給は終了しているため、交信の機会が極めて少ない貴重な局の運用と言えるだろう。当日のオペレーターはBILL STENSON氏(NA2Y/7J1AAB)だった。
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【ハムフェア2019】<会場リポート:記念局etc.運用その2>「8N130S」「8N30ICT」「8J40ACC」「8J7MB」「JA1YWM」「JO1YKD」「JO1ZRD」
●関連リンク:
・JA1YGT 松戸アマチュア無線クラブ 公式ホームページ
・第51回 東海ハムの祭典
・大阪府池田市ホームページ
・電波適正利用推進員協議会 clean DENPA NET
・2019全日本ARDF競技大会(JARL Web/PDF形式)
・TIARA 東京国際アマチュア無線愛好会
・7J1YAA/7J1AAB
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