アイコム株式会社は2019年8月30日、144/430/1200MHz帯オールモード機「IC-9700」の新ファームウェア「Version 1.13」を同社サイト上で公開した。同社の発表によると内容は「ファームアップの過程で設定データの保存を促す機能を追加」「基準周波数調整機能の改善」「スケルチ特性を最適化」「送信履歴からレピータを選択できないことがある不具合を修正」「特定周波数で送信波のスコープ表示が中心からずれる不具合を修正」「その他軽微な修正」の6項目という。
IC-9700の新ファームウェア公開は2019年6月14日のVersion 1.11以来となる。今回発表された新ファームウェアの内容は次のとおり。
●IC-9700の新ファーム(Version 1.13)
Version 1.11からの変更点:
・ファームアップの過程で設定データの保存を促す機能を追加
・基準周波数調整機能の改善
・スケルチ特性を最適化
・送信履歴からレピータを選択できないことがある不具合を修正
・特定周波数で送信波のスコープ表示が中心からずれる不具合を修正
・その他軽微な修正
IC-9700のファームアップは、SDカードを使用して行うことができる(取扱説明書で確認のこと)。なおファームウェア書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。
Main CPU: 1.13
Sub CPU: 1.00
Front CPU: 1.00
FPGA Program: 1.04
FPGA Data: 1.00
DV DSP: 1.03
詳細は下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク:ファームウェア/ドライバダウンロード・IC-9700(アイコム)
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