世界中からアクセスが！アイコム、37年ぶりのポータブル機「IC-705」をハムフェア会場で初公開－－9月1日（日）～9月7日（土）まで先週の記事アクセスランキングTop10

アイコム株式会社が「ハムフェア2019」の同社ブースで、HF/50/144/430MHz帯のオールモード（SSB/CW/RTTY/AM/FM/D-STAR DV）を搭載したポータブル機「IC-705」を発表。どこよりも早く、特徴やスペックなどを報じた記事が先週のアクセスランキング1位となった。アイコムとしては実に37年ぶりのポータブル機ということで、サイズはおよそ200W×80H×85Dmm、重量1kgのボディにIC-7300/9700同等の4.3インチ大型カラーディスプレイを搭載。同社ハンディ機でも使用しているリチウムイオンバッテリーを背面に装着し、最大5WのQRP運用が可能となっている（外部電源使用時は10W運用が可能）。さらに、GPSレシーバーを内蔵しD-STARのDVモードにも対応。4位にも、ハムフェアで収録したスタッフのインタビュー動画がランクインするなど、関心の高さがうかがえる結果となった。

IC-705の外観。カラー液晶ディスプレイ搭載はタッチパネル式でIC-7300/9700同等のもの。クラスで初めて高速/高解像度を誇るリアル夕イムスぺクトラムスコープ＆ウォー夕ーフォールを実現

　続く2位は「＜無線家からの通報により、8か月間におよぶ電波監視＞北海道総合通信局、札幌市すすきのの繁華街で不法に430MHz帯アマチュア無線機を使用していた9名（2店舗）を摘発」。北海道総合通信局は、昨年12月に北海道札幌市内のアマチュア無線家からの不法局の申告を受けて電波監視を行った結果、430MHz帯アマチュア無線バンドを不法に使っている不法電波を補足。8か月間におよぶ電波監視などにより、札幌市中央区すすきの繁華街において、社交飲食店（キャバクラ）2店舗で不法無線局を開設していたことを突き止め、9名を電波法違反の疑いで摘発した。このニュースは地元の北海道新聞社やHBC北海道放送でも報道された。報道では、無線を使って警察官の動きを警戒する内容が話されていたとして、無線を使い客の誘導や時間外営業を隠していたとみて警察が調べを進めていると伝えた。

北海道総合通信局が公表したキャバレー2店舗で使用していた430MHz帯トランシーバーなど

　3位は、アマチュア無線家の祭典、アマチュア無線フェスティバル「ハムフェア2019」が東京都江東区有明の東京ビッグサイト南展示棟3・4ホールで始まったという速報リポート。初日の8月31日（土）は昨年を3,000名上回る30,000名が来場したとの発表があった。記事では、初日の主要セレモニーと会場内の模様、初お披露目の新製品・参考出品を現地から速報。今年で43回目を迎える「ハムフェア2019」は、今夏7月にオープンしたばかりの東京ビッグサイト南展示場で開催された。10時の開場に先立ち、9時45分から正面ゲートで開幕セレモニーが行われ、髙尾義則JARL会長（JG1KTC）の挨拶と来賓の紹介、テープカットが行われた。開幕セレモニー後に一般入場が始まり、場内は朝早くから行列を作っていた多数のアマチュア無線家で混雑。クラブ一般展示コーナーは掘り出し物のジャンク品を探す人たちで賑わった。