総務省は「経済情勢の変動等に鑑み、電波法関係手数料令(昭和33年政令第307号)に規定する無線設備の操作の監督に関する講習及び無線従事者国家試験の手数料の額について改定を行うものです」として、「電波法関係手数料令の一部を改正する政令案」を公開し、2019年9月21日(土)から10月21日(月)まで意見を募集するとしている。なお、「いただいたご意見等を踏まえ、所要の改正を速やかに行う予定(閣議予定 令和元年11月中旬、施行期日 令和2年4月1日)です」とのことだ。
今回、無線従事者国家試験手数料の値上げ案を公表したのは、第一級アマチュア無線技士、第二級アマチュア無線技士、第三級アマチュア無線技士、第四級アマチュア無線技士をはじめ、第一級総合無線通信士などプロ資格も含め23種類の資格に及ぶ。前回は2004(平成16)年3月29日だったので、スケジュールどおり2020年4月1日に施行されると、約16年ぶりの改定となる。
なお、アマチュア無線技士の受験料の変遷などは、記事下の関連リンクにあるCIC:JJ1WTL 本林氏のブログ「パブコメ募集:国試受験料値上げ」に詳しく紹介されている。
●無線従事者国家試験の手数料改定案
●関連リンク:
・総務省 電波法関係手数料令の一部を改正する政令案に対する意見募集
・総務省 電波法関係手数料令の一部を改正する政令案の概要(PDF形式)
・総務省 意見募集要領(PDF形式)
・パブコメ募集:国試受験料値上げ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
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