先週のアクセスランキング1位は、総務省が第一級アマチュア無線技士、第二級アマチュア無線技士、第三級アマチュア無線技士、第四級アマチュア無線技士をはじめ、第一級総合無線通信士などプロ資格も含めて、23種類の資格に及ぶ無線従事者国家試験手数料の値上げ案を公表したニュース。総務省は値上げに対して「電波法関係手数料令の一部を改正する政令案」を明示し、2019年9月21日(土)から10月21日(月)まで広く一般からの意見を募集している。スケジュールどおり2020年4月1日に施行されると、約16年ぶりの改定となる。
2位は、アイコム株式会社が発表した、auとNTTドコモの2キャリアに対応するデュアルSIM対応の車載型IPトランシーバー「IP501M」の新製品ニュース。携帯電話のIP網を利用して全国どことでも交信可能な「IP無線」(IPトランシーバー、ボイスパケットトランシーバー)の利用が業務用無線の業界で急増している。使用者に無線従事者免許や無線局免許は必要なく、携帯電話のエリア内であればトランシーバー感覚で交信ができ、一斉同報が可能なことから、公共交通機関や運送業界、警備業、マスコミ関係などさまざまな業種で使われるようになってきたが、アイコムはIP無線機のラインアップを順次拡充。「IP501M」は、状況に応じてauとNTTドコモのどちらかのキャリアを切り替えて使えるデュアルSIM仕様となってる。
3位は、2019年9月21日(土・祝)と22日(日)に北海道札幌市東区の札幌総合卸センター共同会館で全56ブースが出展して2年ぶりに開催された「第6回北海道ハムフェア」の現地リポート。秋の深まりを感じさせる爽やかな好天の中、JR札幌駅から徒歩10分程度と交通の便も良いことから、北海道内の各地はもとより本州各地からも熱心なアマチュア無線家が来場し賑わった。主催者の発表によると2日間の入場者はのべ1,300名。会場にはアマチュア無線機器メーカーや販売店、総務省や一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)、一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)などの関連団体、クラブ局や個人局などが出展。アイコムがハムフェア2019で発表した、話題のポータブル機「IC-705」の実動展示や同機の魅力についての講演なども行われた。
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1)<「電波法関係手数料令の一部を改正する政令案」意見募集>総務省、無線従事者国家試験手数料(1~4アマ、プロ資格など)を値上げへ
2)<auとNTTドコモの2キャリアに対応するデュアルSIM対応>アイコム、全国と交信できる車載型IPトランシーバー「IP501M」を新発売
3)<写真速報!!>「第6回北海道ハムフェア」好天の札幌市東区で2年ぶりに開催!!
4)<QSLビューロー(島根県)訪問やJARL中央局「JA1RL」活動紹介ほか>JARL、PC版/スマホ版「電子版JARL NEWS」2019年秋号を公開
5)<9月27日(金)からオープニングセール>鹿児島県鹿児島市内に新しい無線ショップ「でんきのm1」がオープン!
6)<“ネットオークションでの個人取引には特に注意”と呼び掛け>アルインコ、「弊社製無線機の模倣品に関するご注意」を掲載
7)<旧 秋葉原ラジオストアー跡にオープンして5年>東京・秋葉原電気街、JRガード下の電子工作スペース「ASSEMBLAGE」が9月いっぱいで移転
8)<免許を受けずに漁業用無線機を設置>四国総合通信局、漁船に不法無線局を開設していた愛媛県松山市在住の男を電波法違反容疑で摘発
9)【ハムフェア2019】PDF資料公開!!<GPS内蔵でD-STARにも対応、最大出力は10W>アイコム、HF/50/144/430MHz帯のオールモードポータブル機「IC-705」を発表!!
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