総務省は「電波有効利用成長戦略懇談会報告書(2018年年8月に取りまとめ)」において提言された内容のフォローアップと、さらなる電波の有効利用の具体的方策を検討することを目的として、2019年9月から「電波有効利用成長戦略懇談会 令和元年度フォローアップ会合」を開催している。このほど、同会合における検討結果を踏まえ「電波有効利用成長戦略懇談会 令和元年度フォローアップ会合 追加提言(案)」を取りまとめ、2019年10月31日(木)から11月29日(金)まで広く意見募集を行っている。公表された「追加提言(案)」の「ワイヤレスIoT 人材の育成」の中で、「例えば、小中学生に対し無線技術者の入口として、災害時等に非常通信としても使えるアマチュア無線に触れる機会を組織的・定期的に実施する仕組みを作り、小中学生の知的好奇心を引き出すことが重要」などと、子供たちへアマチュア無線の啓蒙を後押しする提言が見られる。
総務省総合通信基盤局電波部電波政策課が公表した「電波有効利用成長戦略懇談会 令和元年度フォローアップ会合 追加提言(案)」に対する意見募集」は以下のとおり(一部抜粋)。
総務省は、電波有効利用成長戦略懇談会報告書(平成30年8月取りまとめ)において提言された内容をフォローアップし、更なる電波の有効利用の具体的方策を検討することを目的として、令和元年9月から「電波有効利用成長戦略懇談会 令和元年度フォローアップ会合」(以下「フォローアップ会合」といいます。)を開催しています。
今般、同会合における検討結果を踏まえ、「電波有効利用成長戦略懇談会 令和元年度フォローアップ会合 追加提言(案)」が取りまとめられましたので、令和元年10月31日(木)から同年11月29日(金)まで、意見を募集します。
1.経緯
総務省は、令和元年9月からフォローアップ会合を開催し、電波有効利用成長戦略懇談会報告書(平成30年8月取りまとめ)において提言された内容をフォローアップし、更なる電波の有効利用の具体的方策について議論を行ってきました。
今般、フォローアップ会合における検討結果を踏まえ、「電波有効利用成長戦略懇談会 令和元年度フォローアップ会合 追加提言(案)」が取りまとめられましたので、意見を募集します。
2.募集要領
(1)意見公募対象:別紙1(電波有効利用成長戦略懇談会 令和元年度フォローアップ会合 追加提言(案))
(2)意見公募要領:別紙2
意見提出フォーマット:別添
(3)提出期限:令和元年11月29日(金)(郵送の場合は同日必着)
詳細については、別紙2の意見公募要領を御覧ください。
なお、本意見募集に係る資料については、電子政府の総合窓口[e-Gov](https://www.e-gov.go.jp)の「パブリックコメント」欄に明日(31日(木))掲載します。また、総務省総合通信基盤局電波部電波政策課(総務省10階)において閲覧に供するとともに配布します。
また、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)社員の1人、JJ1WTL・本林良太氏は同氏のブログで以下のように紹介している(一部抜粋)。
パブコメの募集がかかりました。
「ワイヤレスIoT 人材の育成」の文脈で、以下のような案が出ています。
・アマチュア無線に触れる機会を組織的・定期的に実施する
・資格を持たない青少年等が有資格者の下でアマチュア無線を一時的に体験できるようにする
後者は,いわゆる“第三者通信”ですね(お子様限定ですが)。
…ということで,常々――
・ARISSスクールコンタクト相当のことを、昭和基地も相手にやらせてあげたい
・子供たちにお試しで触らせてあげたい
――などと申されている方、この流れが止まらぬよう“賛成”の援護射撃の意見の表明をどうぞ。Emailで提出できます。
意見提出期限は2019年10月31日(木)から同年11月29日(金)まで。郵送の場合は同日必着。詳細は下記の関連リンクから確認してほしい。
●関連リンク:
・総務省 「電波有効利用成長戦略懇談会 令和元年度フォローアップ会合 追加提言(案)」に対する意見募集
・総務省 電波有効利用成長戦略懇談会 令和元年度フォローアップ会合 追加提言(案)(PDF形式)
・パブコメ募集:電波有効利用成長戦略懇談会 追加提言(第三者通信)(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
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