2019年11月7日、総務省は2019年9月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2019年8月末のデータから1か月間で1,086局”減少し、40万5,592局となり41万局割れが続いている。アマチュア局が毎月1,000局以上も減少している傾向が続いている。一方、一部有効期限の残っている局を除き2015年11月末で使用期限を迎えた「パーソナル無線」は、2019年9月末の時点で605局が免許登録している。この1か月の間に39局が廃局となったと思われる。
2013年4月末から2019年9月末までのアマチュア局数の推移。2018年8月末から1か月間で1,086局減少し40万5,592局となった
アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万6,389局から42か月間で30,797局減少したことになる。
●2019年9月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳
・1エリア(関東管内): 116,971局(117,251局)
・2エリア(東海管内): 52,930局(53,087局)
・3エリア(近畿管内): 48,658局(48,823局)
・4アリア(中国管内): 25,003局(25,054局)
・5エリア(四国管内): 18,662局(18,763局)
・6エリア(九州管内): 33,978局(34,040局)
・7エリア(東北管内): 43,096局(43,255局)
・8エリア(北海道管内):37,102局(37,176局)
・9エリア(北陸管内): 9,954局(9,992局)
・0エリア(信越管内): 16,907局(16,972局)
・6エリア(沖縄管内): 2,331局(2,324局)
※カッコ内の数字は2019年8月末の局数を表す
●2019年9月末、パーソナル無線局の各管内局数内訳
・関東管内: 155局(166局)
・東海管内: 46局(48局)
・近畿管内: 25局(28局)
・中国管内: 37局(43局)
・四国管内: 22局(22局)
・九州管内: 104局(112局)
・東北管内: 124局(128局)
・北海道管内: 49局(51局)
・北陸管内: 18局(19局)
・信越管内: 19局(19局)
・沖縄管内: 6局(8局)
※カッコ内の数字は2019年8月末の局数を表す
●関連リンク:
・無線局統計情報(総務省)
・Internet Explorer上でExcelファイルを開いた場合に発生する事象について(総務省)
・東日本大震災(ウィキペディア)
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