北海道札幌市に事務局を置くNPO法人「ラジオ少年」(代表:JA8ATG 原 恒夫氏)は2019年11月13日、スタッフの高齢化に伴い一般へのキットおよび部品の頒布事業を2020年3月末で終了することを発表した。なおJARL関係と教育関係へのサービスは今後も継続するという。
<hamlife.jpより>本記事は2019年11月17日に掲載したもので、その後、同法人はキットおよび部品の一般向け頒布を一部再開しました。しかしながら、2023年4月1日をもって「売り切れになった真空管ラジオキット・アンプキット、真空管、部品の補充」を終了し、事業を縮小することも発表されています(2022年12月1日現在)。同法人の公式サイトで最新情報を得るようにしてください。
NPO法人 ラジオ少年は「次代に生きる青少年に“ラジオづくりの楽しさや科学する心、創造性、もの作り”などを伝えよう」と、JA8ATG 原氏をはじめとする北海道のアマチュア無線家有志によって2005(平成17)年に結成された北海道知事認可の特定非営利活動法人だ。札幌市東区の事務所(札幌ラジオ会館)を拠点として、トランジスタや真空管式の各種キットをはじめ、他では入手困難なものを含む貴重な電子部品類、トランス、真空管、工具などの頒布を行っている。
さらに2009(平成21)年からはアマチュア無線技士の養成課程講習会を開催し、2019年11月13日現在で4・3アマ合計4,048名の修了者を輩出している。
このほどラジオ少年のWebサイトに掲載された、一般向けのラジオ・部品の頒布終了の告知は下記の通り。
★来年3月末をもって一般の皆様へのキット、部品の頒布終了
私どもスタッフの高齢化に伴い、来年3月末をもって一般の皆様へのキットと部品の頒布を終了することになりました。長期のご利用をありがとうございました。
なお教育関係、JARL関係へのサービスは継続いたします。
インターネット上では一般への頒布終了を惜しむ声が上がっている。NPO法人 ラジオ少年の詳細は下記関連リンク参照。
●関連リンク:NPO法人 ラジオ少年
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