DXCCウォンテッドランキング最上位クラスのエンティティーとして、世界中からDXペディションが期待されている南大西洋の孤島「ブーベ島」(ノルウェー領)。2019年3月下旬に「3Y0I」DXペディションチームが南アフリカのケープタウンから同島へ向かったが、悪天候で船体や航海機器が損傷したため上陸を断念して出発地へ戻ったことは記憶に新しい。ARRL NEWSによると、3Y0Iチームは再び同島へのDXペディションを実行するため、必要な資金を確保する取り組みを始めているという。
3Y0Iのスポンサーは、2回目のDXペディションに約170,000ドルかかると見積もり、「すでにブーベ島に“戻る”ために必要な予算の半分を確保している」とアナウンスし、2回目の挑戦のためにチームメンバーでカバーできない85,000ドルの資金を集めようとしている。
3Y0Iチームへドネーションを行うための「GoFundMeページ」が設けられた。「私たちの意図は明確である。募金目標を達成できなかった場合、寄付された1セントすら受け取ることも支出することもない。寄付した人のGoFundMeアカウントに戻し、返金もしくは選択されたその他のGoFundMeプロジェクトをサポートする 」と発表している。(ARRLニュース11月7日 ※許可を受けて抄訳/(C)ARRL)
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【追記:船の損傷で出発地へ戻ることを決断】<チャーター船から「E51DOM/MM」で運用>ブーベ島「3Y0I」DXペディションチーム、日本時間3月19日(火)15時に島に向け出発したことを正式発表!
●関連リンク:
・Preparations Resume for 3Y0I Bouvet Island DXpedition(ARRL NEWS)
・3YØI preparations resumed(bouvetoya.org)
・3YØI Bouvet Island Expedition ドネーションページ(GoFundMe)
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