アイコム株式会社は2019年12月13日、144/430/1200MHz帯オールモード機「IC-9700」の新ファームウェア「Version 1.21」を同社サイト上で公開した。同社の発表によると内容は「信号を受信してもスキャンが停止しないことがある不具合を修正」「他社製DV関連機器からの信号を受信した際、終話ビープ音が遅れることがある現象への対応」「その他軽微な修正」の3項目という。
IC-9700の新ファームウェア公開は2019年10月11日のVersion 1.20以来となる。今回発表された新ファームウェアの内容は次のとおり。
●IC-9700の新ファームウェア(Version 1.21)
Version 1.20からの変更点:
・信号を受信してもスキャンが停止しないことがある不具合を修正
・他社製DV関連機器からの信号を受信した際、終話ビープ音が遅れることがある現象への対応
(JAIA会員メーカー製の無線機やアプリケーション同士の通信では問題ありません)
・その他軽微な修正
IC-9700のファームアップは、SDカードを使用して行うことができる(取扱説明書で確認のこと)。なおファームウェア書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。
Main CPU: 1.21
Sub CPU: 1.00
Front CPU: 1.00
FPGA Program: 1.06
FPGA Data: 1.00
DV DSP: 1.05
詳細は下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク:ファームウェア/ドライバダウンロード・IC-9700(アイコム)
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