世界最大規模のアマチュア無線イベントとされる、米国の「ハムベンション2020(Hamvention2020)」が2020年5月15日(金)~17日(日)の3日間、米国オハイオ州ジーニア市の「グリーン郡フェアグランド・エキスポセンター(Greene County Fairgrounds and Expo Center)」で開催されるが、今回は入場料とブース出展料が引き上げになることが決定した。
ハムベンション会長のジャック・ガーブス氏(WB8SCT)によると、「ハムベンション2020」の一般入場料はチケット1枚あたり4ドル値上げし、3日間有効の前売券は26ドル(約2,850円)、ゲートで販売する当日券は31ドル(約3,400円)になるという。さらにフリーマーケットの出展料は1スペースあたり5ドル(約548円)上昇、屋内出展者の出展料は30ドル(約3,288円)上昇する。
「ハムベンションは、世界中のアマチュア無線愛好家のために非常に高品質のイベントを作成するよう常に努力してきた」とガーブス氏は語った。「私たちはアマチュア無線家に還元することが不可欠だと常に感じ、長年にわたり非常に気前よくサポートしてきた」。その上で値上げの理由として“ハムベンションのようなショーを見せるための経済的圧力”を挙げ、「ハムベンションエグゼクティブチームは、一緒に前進するため、あなたのサポートと理解を求めている」と述べた。
なお「ハムベンション2020」のテーマは「アマチュア無線の未来(Amateur Radio, The Future)」に決定した。(ARRLニュース12月5日・9日 ※許可を受けて抄訳/(C)ARRL)
●関連リンク:
・Dayton Hamvention Admission, Fees to Increase in 2020(ARRL NEWS)
・2020 Dayton Hamvention Theme will be “Amateur Radio, The Future”(ARRL NEWS)
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