アイコム株式会社は12月21日(土)、大阪・日本橋のアイコム情報機器ビル(デジハムサポート、ギガラボ)で、HF~430MHz帯のオールモードポータブル機「IC-705」の性能を体感できる「IC-705プレ視聴会」を開催し、多くの来場者で賑わった。当日の模様を写真で速報する。なお同プレ視聴会は12月22日(日)に東京・秋葉原のCIVI研修センター秋葉原でも開催される。
IC-705プレ視聴会の開催情報はこの記事を参照↓
<発売直前!! 性能体感&講演+アンテナ展示>アイコム、東京・秋葉原と大阪・日本橋で「IC-705プレ視聴会」を開催
アイコムは「ハムフェア2019」で展示したHF~430MHz帯をDV(D-STARのデジタルボイス)を含むオールモードでカバーするポータブル機「IC-705」を2020年3月に発売することを12月16日に正式発表した。メーカー希望小売価格は124,800円(税別)で、無線ショップでの実勢価格は10万円前後(税別)になるものと推測されている。なおIC-705にはリチウムイオンバッテリーとスピーカーマイクが付属するが、充電器やホイップアンテナは付属しないので注意が必要だ。
IC-705の開発が順調に進んだことから、アイコムは12月21日(土)に大阪・日本橋、翌22日(日)に東京・秋葉原でそれぞれ「IC-705プレ視聴会」を開催することになった。このうち12月21日に大阪・日本橋で行われた視聴会の模様を写真で速報する。
なお「IC-705の魅力」講演後(第1回目)の質疑応答および要望は次のとおり。
●「付属スピーカーマイクのボタンがCW運用時にパドルの代わりになるようにしてほしい(要望)」
●「奥行きが長くなっても良いので、50W機や100W機も出して欲しい(要望)」
●「アンテナコネクタをどうしてBNC型にしたのか。M型にしてほしかった」(回答:サイズ的な制約のため)
●「専用アンテナチューナの発売予定はあるか?」(回答:出す予定でいるが、IC-705本体と同時発売はできず少し遅れると思う)
●「専用マルチバッグは、IC-703のときのように、無線機本体を自分のお腹側に配置して、歩きながら運用できるように工夫して欲しい(要望)」
●「IC-705のSWRメーター機能で、アンテナアナライザー的な表示は出せないか」(回答:現状はSWR表示のみ。要望として承りたい)
●「もっと大きな容量のリチウムイオンバッテリーをオプションで出す予定はないか?」(回答:お客様からのそういう要望はかなりあると思っている。社内で検討中だが具体的な発売予定はまだない)
●関連リンク:<希望小売価格は124,800円(税別)、発売は2020年3月下旬を予定>アイコム、ポータブル機「IC-705」発売を正式告知
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