1年に1回“生存確認”のために参加する!?というハムも少なくない、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)主催のお正月、新年恒例「第73回 QSOパーティ(NYP)」が、2020年1月2日(木)9時から1月3日(金)21時までの36時間にわたり、「アマチュア局(交信)部門」と「SWL(受信)部門」で開催される。まずは、参加ステッカーを目指して20局のハムと新年の挨拶を交わすことが目的だが、せっかく参加するのだから…と、「許可されているバンドすべてにオンエアーして挑む」「1時間に1局のペースで挑む」「未交信局だけで挑む」など、こだわりをもって20局達成!に挑戦している無線家もいる。
今回で73回目となる、2020年のQSOパーティは、2020年1月2日(木)9時から1月3日(金)21時までの36時間、アマチュア業務に使用する電波の型式、および周波数の使用区別により、「アマチュア局(交信)部門」と「SWL(受信)部門」の2つで行われる。
正月の雰囲気の中で交信が楽しめる1年で1回の貴重な場として毎年賑わう交信イベントとして、「ここでしか会えない”生存確認”のために参加!」「呼ぶことが多いが、このときはCQを出す」と参加理由やこだわりもさまざまだが、まずは参加ステッカーを目指して20局のハムと新年の挨拶を交わそう。
交換するナンバーはシンプルで、RS(T)符号による相手局のシグナルリポート+オペレータの名前だけ。国内参加局の交信(受信)の相手局は、日本国内および国外のアマチュア局、国外参加局の交信(受信)の相手局は、日本国内のアマチュア局に限る。
もちろん1局との交信(受信)でも立派に参加したことになるが、参加記念ステッカーをもらうには、最低20局との交信(受信)と書類提出が必要だ。
20局達成のために、“こだわりの独自ルール”で挑戦する局もいる。
・許可されているバンドすべて網羅して20局を達成
・29MHz帯や50MHz帯のFMモードで20局を達成
・1時間に1局のペースで20局を達成
・話題のFT8で20局を達成
・未交信局で20局を達成
アイデア次第で、まだまだ独自ルールは作れるだろう。
ログの提出は2020年1月31日(金)まで。電子ログ提出は受け付けていない。詳細はJARL Webの「QSOパーティ規約」で必ず確認のこと。
また、十二支を達成された参加者には、達成者のコールサインなどを記した記念盾を、有料(3,500円/送料を含む)で頒布している。記念盾は十二支のステッカーの貼り付けが完成した台紙をアレンジしたものだ。受付期間は2020年2月1日から3月31日までの2か月間。詳しくは、下記の関連リンクから「十二支のステッカーをすべて獲得された方へ」で確認してほしい。
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●関連リンク:
・第73回 QSOパーティ規約(JARL Web)
・「規約」を読んだだけではわからない…というビギナーの方への参加案内(JARL Web)
・十二支のステッカーをすべて獲得された方へ(JARL Web)
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