アイコム株式会社は2020年1月10日、同社製IPトランシーバーと通話できる法人向けスマートフォンアプリケーション「IP500APP」を、iOS端末/Android端末向けにリリースした。スマートフォンにインストールすることでアイコムのIPトランシーバーとほぼ同様の機能を実現し、日本全国と同時通話が可能になる。利用にはIP500Hシリーズ販売店での契約とログイン設定が必要でアプリ単独での使用はできない。
「IP500APP」は昨年10月に開催された「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2019」の同社ブースで参考出品されたもの。会場では側面にPTTとして使えるダイレクトボタンがある京セラのSIMフリースマートフォン「DURA FORCE PRO」を使用しデモンストレーションを行っていた。
こちらの記事も参照↓
<大規模停電に備えた無線システムに注目が集まる>「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2019」に見る、無線機器メーカーの展示
https://www.hamlife.jp/2019/10/04/riscontokyo2019-report/
アイコムのプレスリリースから抜粋で紹介する。
スマートフォンからIPトランシーバーと通話できるアプリケーション
「IP500APP」を本日リリース
アイコム株式会社は、当社製IPトランシーバーと通話できる法人向けスマートフォンアプリケーション「IP500APP」を、本日、iOS端末/Android端末向けにリリースいたします。
IP500APPは、IP502Hなどの当社製IPトランシーバーと相互通話できるIPトランシーバーアプリケーションです。当社のIPトランシーバーは、au/NTTドコモの携帯電話回線を利用して日本全国を通話エリアとする同時通話が可能です。このアプリケーションは、スマートフォンにインストールすることで当社製IPトランシーバーとほぼ同様の機能を実現します。
ひんぱんに情報をやり取りし、ワンプッシュの操作で即応を求められる現場スタッフは簡単・迅速に使えるIPトランシーバー端末、指示を与えるタイミングや状況把握をしたいときだけに通信が必要となる管理職はスマートフォン端末にIP500APPをインストール…というように、役割に応じた端末を使うことで、より便利にIPトランシーバーを活用できます。また、IP500Hシリーズで好評を博している、RoIPゲートウェイVE-PG4との連携による他規格のトランシーバーや IP 電話との通話のほか、端末位置情報を利用した各種サービスのオプション利用にも対応しています。
iOSと Androidの両 OS に対応。また、利用にあたってはIP500Hシリーズ販売店でのご契約とログイン設定が必要で、このアプリ単独での使用はできません。
<おもな特長>
・当社製IPトランシーバーとの相互通話ができる法人向けスマートフォンアプリケーション。
・au/NTT ドコモの携帯電話回線を利用して日本全国を通話エリアとする同時通話が可能。
・iOS/Andoroid端末に対応。
・規格の異なるトランシーバーやIP電話と通信拡張が可能。
・端末位置情報を利用した各種サービス(オプション)に対応。
●関連リンク:
・スマートフォンからIPトランシーバーと通話できるアプリケーション「IP500APP」を本日リリース(アイコム プレスリリース)
・IP500APP 新製品資料 PDF(アイコム)
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