フィリピンのアマチュア無線連盟(PARA)は、2020年1月12日(日)午後にフィリピンの首都マニラ近郊で発生したタール火山の大規模噴火にともない、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)に対して、アマチュア無線バンドを使った非常通信が行われる可能性があるため「7.095MHz付近の周波数をできる限りクリアに保ってほしい」との協力要請を行った。
報道によると、フィリピンの首都マニラ近郊、約70kmにあるタール火山が2020年1月12日(日)の午後に噴火。大量の火山灰が噴出し、近くに住む8,000人が避難を余儀なくされたとしている。
今後、数日間にわたり、噴火が活発化する恐れがあるとして警戒を呼びかけている。
JARLが日本のアマチュア無線家に発表した内容は次のとおり。
フィリピンのアマチュア無線連盟PARAからJARLに届いた情報によると、1月12日午後、フィリピンの首都マニラ近郊のタール火山で大規模噴火があり、PARAは7.095MHzでの非常通信に備えている模様です。
PARAは、日本をはじめ近隣諸国のアマチュア無線家に向けて「7.095MHz付近の周波数をできる限りクリアーに保って欲しい」と協力を求めています。
日本のアマチュア無線家の皆さんも、被災地の混乱が収拾するまでのしばらくの間、おこなわれる可能性がある非常通信に混信や妨害を与えないように十分に配慮してください。
●関連リンク:
・フィリピンの大規模火山噴火で非常通信がおこなわれる可能性があります(混信や妨害を与えないように注意してください)(JARL Web)
・Philippine Amateur Radio Association (PARA), Inc.
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