中華人民共和国の電気通信主管庁は、このほど同国でアマチュア無線用に割り当てている周波数帯の修正を提案した。一部のアマチュアバンドは削減の危機に瀕している。
Lide Zhang 氏(BI8CKU)がARRLに語ったところによると、今回の修正提案は146~148 MHz、1260~1300MHz、3400~3500MHz、5650~5725MHz、および10GHzを超えるすべての周波数と、2200mバンド(135kHz帯)でのアマチュア無線の操作を禁止するものだという。
中国のアマチュア衛星グループ、CAMSATのCEOであるAlan Kung 氏(BA1DU)は「一部のアマチュアバンドを削減しようとする政府の試みは新しいことではなく、公表された提案は電気通信主管庁のスケジュール上にある」とARRLに語った。 同氏はまた「提案されたアマチュア無線バンドのすべてが削られてしまうとは予想していないが、中国のアマチュア無線家たちにとって危険な情勢になっていることは疑いのない事実だ」と述べた。(ARRLニュース1月8日 ※許可を受けて抄訳/(C)ARRL)
●関連リンク:China Telecoms Regulator Proposing to Delete Some Current Amateur Allocations(ARRL NEWS)
●いったん広告です: